高野町議会 > 2021-09-16 >
令和 3年第3回定例会 (第3号 9月16日)

  • "会計"(/)
ツイート シェア
  1. 高野町議会 2021-09-16
    令和 3年第3回定例会 (第3号 9月16日)


    取得元: 高野町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-15
    令和 3年第3回定例会 (第3号 9月16日)                令和3年         第3回高野町議会定例会会議録(第3号)        第15日(令和3年9月16日 木曜日)          午前9時55分 開議     第 1 認定第 1号 令和2年度高野町一般会計歳入歳出決算認定について     第 2 認定第 2号 令和2年度高野町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認                定について     第 3 認定第 3号 令和2年度高野町国民健康保険富貴診療所特別会計歳入                歳出決算認定について     第 4 認定第 4号 令和2年度高野町簡易水道特別会計歳入歳出決算認定に                ついて     第 5 認定第 5号 令和2年度高野町富貴財産区特別会計歳入歳出決算認定                について     第 6 認定第 6号 令和2年度高野町下水道特別会計歳入歳出決算認定につ                いて     第 7 認定第 7号 令和2年度高野町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決                算認定について     第 8 認定第 8号 令和2年度高野町介護保険特別会計歳入歳出決算認定
                   ついて     第 9 認定第 9号 令和2年度高野町生活排水処理事業特別会計歳入歳出決                算認定について     第10 認定第10号 令和2年度高野町立高野山総合診療所特別会計歳入歳出                決算認定について     第11 認定第11号 令和2年度高野町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算                認定について     第12 認定第12号 令和2年度高野町水道事業会計決算認定について     第13 議案第42号 高野町過疎地域持続的発展計画の策定について     第14 議案第43号 高野町辺地対策総合整備計画の変更について     第15 議案第44号 令和3年度高野町一般会計補正予算(第4号)について     第16 議案第45号 令和3年度高野町国民健康保険特別会計補正予算(第1                号)について     第17 議案第46号 令和3年度高野町国民健康保険富貴診療所特別会計補正                予算(第2号)について     第18 議案第47号 令和3年度高野町簡易水道特別会計補正予算(第1号)                について     第19 議案第48号 令和3年度富貴財産区特別会計補正予算(第1号)につ                いて     第20 議案第49号 令和3年度高野町下水道特別会計補正予算(第2号)に                ついて     第21 議案第50号 令和3年度高野町農業集落排水事業特別会計補正予算(                第1号)について     第22 議案第51号 令和3年度高野町介護保険特別会計補正予算(第1号)                について     第23 議案第52号 令和3年度高野町生活排水処理事業特別会計補正予算(                第1号)について     第24 議案第53号 令和3年度高野町立高野山総合診療所特別会計補正予算                (第2号)について     第25 議案第54号 令和3年度高野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第                1号)について     第26 同意第 4号 高野町教育委員会委員の任命につき同意を求めることに                ついて     第27 発議第 7号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充                実を求める意見書(案)について  追加日程第1 発言取消しの件について  追加日程第2 処分要求の取消しについて     第28 処分要求の件について     第29 議員派遣の件について     第30 委員会の閉会中の継続調査について 2 出席議員(10名)    1番 松 谷 順 功         2番 大 谷 保 幸    3番 菊 谷   元         4番 新 谷 英一郎    5番 中 迫 義 弘         6番 中 前 好 史    7番 大 西 正 人         8番 所   順 子    9番 負 門 俊 篤        10番 﨑 山 文 雄 3 欠席議員(0名) 4 事務局職員出席者   事務局長  中 西   健   書記    倉 本 文 和 5 説明のため出席した者の職氏名   町長        平 野 嘉 也   副町長       西 上 邦 雄   教育長       森 下 英 男   会計課長      辻 本 寛 美   企画公室長     辻 本 和 也   総務課長      古 倉   充   観光振興課長    茶 原 敏 輝   福祉保健課長    尾 家 和 代   建設課長      苗 代   勝   生活環境課長    小 西 敏 嗣   防災危機対策室長  井 上 哲 也   診療所事務長    苗 代 千 春   消防長       中 西   清   教育次長      田 中 宏 人   富貴支所長     岡 本 哲 明                午前9時55分 開議 ○議長(松谷順功) おはようございます。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  日程第1、認定第1号から日程第12、認定第12号までの令和2年度高野町一般会計及び各特別会計並びに水道事業会計決算認定について、12件を一括議題とします。  本件につきましては、9月2日に決算審査特別委員会が設置され、これに付託し審査しておりますので、その結果について委員長の報告を求めます。  8番、所君。 ○8番(所 順子) おはようございます。失礼いたします。  決算審査特別委員会委員長報告をさせていただきます。  今定例会開会日に、議長並びに議会選出監査委員を除く8名の委員で構成する本決算審査特別委員会に付託されました認定第1号から認定第12号までの令和2年度一般会計及び各特別会計並びに水道事業会計決算認定について、審査の結果を報告いたします。  決算審査特別委員会は、9月10日と14日に開催し、2日間とも議長並びに議会選出監査委員にも同席をいただきました。また審査に際し、執行部につきましては担当課長及び職員が出席して説明いただいたことに感謝を申し上げます。  審査は活発な質疑応答が行われ、それをもとに慎重に審議した結果、令和2年度の一般会計及び10特別会計並びに水道事業会計は、少し納得できないものもありましたが、全12会計決算はいずれも認定することと決定いたしました。  今回の決算中は、新型コロナ感染症予防策に関連する予算が不透明なものが必然的に多く計上されていました。説明を納得しかねる部分もありますが、緊急を要する費用が発生することはやむを得なかったのではないかと推察いたしましたが、議場では正確に住民が納得できるよう答弁をしていただくよう求めます。  また、特別会計においては、高野山総合診療所に予算を十分に計上しているので、住民が安心できるように医師を配置いただき、また体制をつくるよう努めていただきたいと思います。  最後に、町当局におかれましては、本委員会で出された質疑、意見書に十分留意し、今後も町財政の一層の健全化と町民福祉の向上に向けて、引き続き努力されるようお願いするものであります。  令和3年9月16日。  決算審査特別委員会委員長 所順子。  以上でございます。 ○議長(松谷順功) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) これで討論を終わります。  これから認定第1号から認定第12号までの12件を一括して採決します。  この採決は起立によって行います。この決算に対する委員長報告は認定とするものです。この決算は委員長報告どおり認定することに賛成の方は起立願います。 〇議員(賛成者起立) ○議長(松谷順功) 起立多数です。  したがって、認定第1号から認定第12号までの令和2年度高野町一般会計及び各特別会計並びに水道事業会計の決算については、認定することに決定いたしました。
     日程第13及び日程第14については関連することだということで、当局から提案がありました。皆さん、これについて許可してよろしいでしょうか。 ○8番(所 順子) どういう内容で。 ○議長(松谷順功) 関連するというか、同じ訂正、いろいろ訂正みたいなもので、同じ、全く関連する2つを一緒に説明したいということなんですが、それを許可いただけますでしょうか。 ○8番(所 順子) 説明だけ。 ○議長(松谷順功) 説明だけというか、議案第42号、43号は関連する事柄だということで、ということで一括審議にさせていただいてよろしいでしょうか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 許可いただきましたので、当局のほう。  日程第13、日程第14、議案第42号、43号。高野町過疎地域持続化発展計画の策定について、それから高野町辺地対策総合整備計画の変更について、この2つの議題を一括議案とします。  辻本企画公室長。 ○企画公室長(辻本和也) おはようございます。失礼します。  それでは、ちょっと関連しますので2つ、議長にお願いしまして、2つ御審議いただきたいと思います。  それでは、まず1つ目、議案第42号でございます。高野町過疎地域持続的発展計画の策定について。  高野町過疎地域持続的発展計画を別紙のとおり策定したいので、過疎地域持続的発展の支援に関する特別措置法(令和3年4月1日法律第19号)第8条第1項の規定により、議会の議決を求める。  令和3年9月2日提出。  高野町長 平野嘉也。  提案理由でございます。  令和3年3月31日限り失効した過疎地域自立促進特別措置法(平成12年法律第15号。以下「旧法」といいます。)に代わり、新たに過疎地域持続的発展の支援に関する特別措置法(令和3年法律第19号。以下「新法」といいます。)が、同日に公布されました(同年4月1日施行です)。  旧法の失効及び新法の制定を受け、令和3年度から令和7年度までの5年間の計画を策定する必要があることから提案するものでございます。  すみません、ちょっと次に。すみません、そうしましたらこの42号について、もう皆さんお手元にお配りしております。もう事前にお目通しいただいていると思いますので、概要を御説明申し上げます。  まず、この計画は過疎対策事業債を活用するための計画で、提案理由にもありましたとおり、旧法の失効に伴い、令和3年度から令和7年度までの5年間の計画を策定しております。  この計画は旧法の計画と大きく変更はありませんが、過疎対策の実効性を向上させるため、計画の記載事項に地域の持続的発展に関する目標及び市町村計画の達成状況の評価に関する事項が追加されております。今回より、計画が過疎地域持続的発展に向けて実効性のある計画となるよう、人口目標、6ページの真ん中あたりにあるんですが、地域の持続的発展のための基本目標を設定するとともに、PDCAサイクル、計画、実行、評価、改善のサイクルに基づく効果検証を行うための数値目標を設定してございます。この数字目標の効果検証に関しましては、地方創生総合戦略にも記載があるのと同様にしており、検証を行っております。  あと、今回の新法で追加された項目は38ページにございます。12の地域再生エネルギーの利用促進でございます。自治体では予定がなくても国が推奨している事業であるため、想定できる事業を追加してございます。  加えて、過疎地域持続的発展特別事業、過疎債のソフト事業につきましては、住民が将来にわたり安全に安心して暮らすことのできる地域社会の実現を図るための事業に活用できますが、例えば8ページの3、計画の表にございます過疎地域持続的発展特別事業移住定住等ございますが、これがソフト事業になります。従来よりソフト事業も対象となっていますが、今回の計画より、ソフト事業に関しては、備考欄に、施策の効果が将来に及び過疎地域持続的発展に資するものでその効果が一過性で終わらない旨が市町村議会や住民にとって明らかとなるよう、具体的に記載されていることが求められました。  例えば、イベントであったり、プレミアム商品券のように、消費喚起策などはその効果が将来にわたるという説明がない限り、一過性の効果にとどまると考えられる可能性がございます。そのため、各事業についてどういった事業であり、何のためにするのかを記載してございます。以前からの計画で大きく変わった点は以上の説明のとおりでございます。  続きまして、議案第43号、高野町辺地対策総合整備計画の変更について。  辺地に係る公共施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第8項の規定により準用する同条第1項の規定により議会の議決を求める。  令和3年9月2日提出。  高野町長 平野嘉也。  提案理由。  過疎地域持続的発展の支援に関する特別措置法の施行に伴い策定する「高野町過疎地域持続的発展計画」との整合を図るため、現計画(令和2年度から6年度の5年間)を変更するものでございます。  この43号、辺地計画について御説明申し上げます。  過疎地域持続的発展の支援に関する特別措置法(令和3年4月1日施行です)の施行に伴い策定する高野町過疎地域持続的発展計画との整合性を図るため、辺地に係る公共的施設総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定により、当該辺地に係る総合整備計画を変更するものでございます。  これは、高野町の辺地の地域と申しますのは、細川地区、それから花坂・湯川地区が辺地となってございます。この計画は、先ほど申しましたとおり、新しい過疎計画の策定に伴い整合性をとるために、上位計画というところで、今回、これも変更させていただいております。  以上、どうぞ御審議のほどよろしくお願いします。  以上です。 ○議長(松谷順功) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。この質疑につきまして、また討論につきまして、採決につきましても一括でさせていただいてよろしいでしょうか。 ○8番(所 順子) 一括ということは、43号と42号を一括でするということですか。 ○議長(松谷順功) 42、43号ですね。 ○8番(所 順子) じゃあ質問も1回限りになりますよね、別々じゃなくてね。ということになりますね。 ○議長(松谷順功) 一括ということでお願いできますか。それとも別々にということでも結構です。皆さんが別々にとおっしゃるんであれば。どうさせていただいたらよろしいでしょうか。一括でいいという方、全て一括でいいという方、挙手願います。 〇議員(賛成者挙手) ○議長(松谷順功) 多数でございます。では、一括でさせていただきます。  では、質疑のほうからお願いいたします。  7番、大西君。 ○7番(大西正人) まず、過疎地域持続的発展計画の策定についてということで、42号のほうから質疑させていただきたいと思います。  この過疎地域のほうに関しましては、両方とも充当率は100%ということで、交付税措置がちょっと利率が違うと。過疎債と言われておるほうは交付税措置が70%というふうになっております。ほかの違いといいますのは、過疎債のほうはソフト事業が認められていると。もう一つの辺地債のほうはソフト事業ではなくて設備のほうでやるというようなことになっておると思うんですが、これ今までの法では、人口とか財政力、そういうものによって過疎地域であるというふうに認められておると思うんですが、当町は、ありがたいことにふるさと応援寄附金を頂きまして、それがすぐに適用されるということはないとは思うんですが、将来にわたってそういう支障はないのかというような懸念をいたしております。  今、いつでしたかな、私、東京へ行ったときに、二階幹事長にお会いしたときに、過疎債についてもちょうど期限が切れるという時期でありましたので、新しい法でまた対応していただけるんですねというようなお話もさせていただきましたが、そのときに過疎なんていう言葉が駄目なんだというようなことを言われましたが、決めたのは私たちではなくて、国会議員の方がそういうのをお認めになったんでしょうと思っとったんですけど、よう言いませんでしたが。  そういうこともありまして、高野町にとっては大変大事な過疎債、これを使っていかない手はないということで、いろいろ計画を上げられて、前のときから大きく変更したところというのはこの持続的発展に資する事業というような御説明でありました。それはこういうものだというのもページで示してくれてあったんですが、以前と同様、軽微な変更にあってはそのまままた認められるのかなというような点もお聞かせいただきたいというのと、ちょっと心配である財政力というところが将来にちょっと影響してこないのかというところと。  一括審議ということで、辺地債のことについてお尋ねをするのは、ここも充当率は100%で、交付税措置につきましては100%から80%というふうになっております。大変ありがたい財政措置していただけるところでありますので、しっかりとこれを活用していただきたいんですが、前回、6月議会でしたか、花坂の簡易水道実施設計、ここで今回も出ておりますけれども、ちょっと内容の書き方は変わっておりますが、認められるように御努力をいただきたいわけですが、また別のものも考えていかなければならないという発言もありましたので、その辺から本当に大丈夫のかなというようなところをお聞かせいただきたい、そういうふうに思います。  以上です。 ○議長(松谷順功) 辻本企画公室長。 ○企画公室長(辻本和也) 失礼します。  7番議員の御質問につきまして御説明申し上げます。  過疎地域というところで、財政力というところなんですが、確かに今はふるさと納税という大きな、全国の方々から助けていただいた、そういったところに頼っているところはあると思うんですけども、そこに頼らず、しっかりと将来を見据えた財政運営というところは心がけていく必要があると我々もそれは考えてございます。ですので、今後はそのふるさと納税に頼ることなく、いろいろな補助金であったり、交付金であったりということをしっかりと有効活用できるように取り組んでまいりたいと考えてございます。  それから、議員すみません、ごめんなさい。先ほどもう1つ、過疎のところで御質問いただいたのは。ごめんなさい。 ○7番(大西正人) 計画、軽微な変更にあってもという。 ○企画公室長(辻本和也) すみません、軽微な変更は、以前と変わらず対応していただけます。  あとその辺地に絡んでなんですが、ちょっと事業のところはすみません、ちょっと担当課で御説明いただきたいと思うんですが、こちらも基本的には過疎計画の上位計画というところでそれに伴う変更になりますので、何なっておかしいですけど、引き続き事業を行っていく形となっております。ちょっと詳しくは、すみません、事業課のほうでお答えいただけたらと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○議長(松谷順功) 小西生活環境課長。 ○生活環境課長(小西敏嗣) 失礼いたします。  7番議員さん御質問の花坂地区の水道整備ということで、6月議会で辺地債ということで計画はしてたんですけども、採用にならなかったということですので、また事業形態を整えまして、今の2つの。 ○8番(所 順子) 聞こえれへん。 ○生活環境課長(小西敏嗣) すみません。事業形態を整えまして、有利な財政措置のある分を利用できるように今後進めてまいりますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○議長(松谷順功) 7番、大西君。 ○7番(大西正人) しっかりと辺地債のほうに関しましては、利用の計画をしっかりと相手に通じるような、前にテレワークの助成金でしたか、見事に獲得していただきましたが、そういうふうになりますように、よろしくお願いをいたしたいと思います。  東京へ行ったときに、二階幹事長、高野町はどうなんだという、どうなんだってどういうことですかと聞いたら、過疎になっているのかと、いや、大いになってますというようなことで、それはいかんじゃないかというようなことで励ましを受けたわけなんですが、和歌山県30市町村のうち18市町村が過疎地域というふうに認定されておるというふうに承知しておるわけなんですが、それがいまだに変わっていないということを非常に懸念されておりました。  当町におきましても、今はこの有利な利率のこういう財政措置を受けながらやっていかなければいけないわけですが、一刻も早く、これの適用を受けないぐらいの立派な町にしていただけるようにお願いいたしまして、これで質疑を終わりたいと思います。  以上です。 ○議長(松谷順功) 当局から答弁は要りませんか。 ○7番(大西正人) もしありましたらお願いいたします。 ○議長(松谷順功) 辻本企画公室長。 ○企画公室長(辻本和也) 失礼します。  7番議員さん、先ほどちょっと御説明いただいた財政力の件なんですけども、私、ちょっとふるさと納税を頂いているというお話をさせていただいたんですが、基本的な財政力につきましてはふるさと納税は入ってないと。高野町についてはしっかりと健全化した対応が取れているということでございます。ちょっと訂正させてください。  以上です。お願いします。 ○議長(松谷順功) 7番議員よろしいですか。  ほかに質疑はありませんか。  10番、﨑山君。 ○10番(﨑山文雄) この内容を理解するのには、まだ関係者の人に意見を聞いて修得しなければならない問題もたくさんあるわけでございます。この事業の成果というんですか、結果的によかったなというのは、どれだけ移住民が増えたかということにつながるだろうと思います。  移住民を増やすためにはやっぱり里山の利用、里山で住んでみたいという人口も大分おるように理解しておるんですけれども、そういった人を誘致して、住民として高野山を訪れていただくというような物の考え方も大事ではないかとこのように思います。そして、またそういう人を対象に、古くなった集落の再生というようなことも考えていくということも大事ではないかなとこんなふうに思います。  また、地域再生エネルギーの問題を先ほどちょっと説明いただきましたですけれども、太陽光とか水力というのは、高野町、高野山では恐らく無理なことになろうと思います。ただし、バイオマス計画ですね。これは山の木をチップにして、この燃料をもとに発電する。これが一つ可能だろうとこのように思います。  この事業を進めるということになれば山の整備というのがあります。山の整備ということは、山自身を美林、美しい山ですね、美林に育てていくという計画ができます。それをやることによって、廃材というんですか、余分な木が出てまいります。これを利用することによって発電はできるわ、山はだんだんだんだんきれいになっていくわ、育成能力も上がっていくわ、そういうような考えもいいんではなかろうかとこのように思います。  バイオマスをどんどんやれば、二酸化炭素も増えるやんがというように思われるかも分かりませんが、二酸化炭素のほとんどというのは海に戻ってきます。海に戻ってきたものが海の生物を育てるという働きもありますので、そういった心配はあまりないんではないかとこのようにも考えます。  とにもかくにも、この事業を進めていく中でやっぱり我々はどれだけの努力の中で成果が上がったかというところを見たいということでございますので、今申し上げましたように、移住民がどんどん増えてくることを期待したいと。  以上です。 ○議長(松谷順功) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 今の議員のお話、御質問のあったところですけれども、当課、観光振興課といたしましては、やはり移住定住の部分というのをしっかりこういった過疎の事業を使いながら手当ができればなというふうに思っております。  ただ、先ほど7番議員さんにお話しさせてもらったように、例えばやらせていただいている内閣府のテレワークの交付金とかと、これとは違うところでまたサポートをしていただけるものもございますので、アンテナをしっかり張ってやっていかないといけない事業に対して使える交付金であったり、補助金、そういったものをうまく充てる。そういう形でしっかりとした移住定住施策というのを実現化させていきたいと思っております。  これを見ていただきましたら、ずっと取り組んでまいりましたむらづくり支援員、地域おこし協力隊、こういったことも書いておるかと思います。これも特交措置が受けられて、別枠で補填をしていただけるというところもありますので、地域の課題、それが地域によって違うわけですけれども、それをしっかり、例えば地域おこし協力隊を、こういうノウハウを持っている人をこういうふうに入れていけばここの地域課題が解決できるんじゃないかということをしっかりと見極めた上で、こういった事業のほうを実施させていただきたい。  現在、富貴地区に谷口さんという地域おこし協力隊を入れております。農業のことであったりとか、できた地場産品を高野山へ上げてきて、商店や宿坊で使ってもらう。売れるようにするみたいなところ、そういうノウハウがあるということで入れております。また、近々に細川地区の細川紙ですね、これを伝承する、それを活用していくということで、地域おこし協力隊のほうも入っていくことになるんですけれども、やはり和紙を活用できるというノウハウを持った方を入れる方向で、今、最終の詰めを行っております。そういった形で、地域課題をしっかり明確にして、それに合わせてどういう人を入れていくかということをやって、しっかりと結果を残していきたいなというふうに思っております。  私のほうからは以上です。 ○議長(松谷順功) ほかに質問はございませんか。  6番、中前君。 ○6番(中前好史) 私も地域再生エネルギーの利用の促進というところですけれども、これは水力発電については小水力発電システムを導入するための国の制度を最大限活用しながら、マイクロ水力、ピコ水力発電を推進していくということですよね。  この中で、高野町としましては水力発電の業務、また太陽光発電の設置の業務であるとか、それはこれから研究をしていくということになると思うんですけども、それはどの課が担当して進めていくようになりますかね。 ○議長(松谷順功) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 今、6番議員さんの質問、それと先ほどの10番議員さんの質問で漏れていたところも含めてなんですけども、小電力水力発電、これはもうそうですね、平成16年、17年という過去におきまして、当時、後藤町長、高橋副町長の時代にも一度検討に上がったことがあるようなものです。  非常に小さな規模のものを複数設けることによって電力をつくっていこうということで、例えば水路であったりとか、例えばその当時出ておったのは、水向け地蔵さんのところでずっと水が流れとるやんと。それに対してちょっと小規模なモーターというんですかね、発電機をつけたら電気ぐらいつくれるん違うかなみたいな話で、検討はされたことがあるのですけれども、水が豊かな高野町であるがために、こういうマイクロ水力発電、これをやれないかということがあります。
     今、再生エネルギーのほうの利用ということが、国を挙げてカーボンニュートラルの関係で必要になってきておりますので、今すぐにどこでどんなふうにということはなかなか難しいわけですけれども、取組ができればというふうに考えて計画を上げさせていただいております。  あわせてバイオマス発電のほうですけれども、これもバイオマス計画というのを、やはり平成18年ぐらいに高野町のほうも策定をしていると思います。その中で、やはり山から出る端材を利用したバイオマス発電ができないかというようなことも検討がありました。当時、金剛峯寺にアミタさんという会社が林業のことで委託を受けて、いろんな林業の新しいことができないかということを検討されて、そのときにもバイオマス発電の話は出ております。  ただ、やはりバイオマス発電をやっている地域を見ますと、かなり大量の林産資源、枝葉ですね、幹、端材みたいなものが必要となっておって、高野町で出てくる森の端材だけではちょっと安定的にバイオマス発電のほうをやっていくことがちょっとできないみたいな検討もその当時なされております。やはりいいことなんですけれども課題もありますので、そういったところをしっかり見極めながら、新しいエネルギーをつくっていくということも視野に入れながら考えて、できる事業を行っていくということになるのかなというふうに思います。  私のほうからは以上です。 ○議長(松谷順功) 6番、中前君。 ○6番(中前好史) そうしましたら、研究していく部分があるんであれば、また研究して進めていってほしいと思います。  以上です。 ○議長(松谷順功) よろしいですか。答弁もよろしいですか。  ほかに質問はありませんか。  2番、大谷君。 ○2番(大谷保幸) 35ページの件なんですけども、集落の整備ということでいろいろ書かれてます。いいことばかり、町がいろいろ補助していろいろ行っていくというような内容が書かれてます。  目標の中に集落支援員3名を維持というのを書かれてます。前、その支援員の仕事は何か聞いたことがあるんですけども、もう一度、その支援員の行っている、どういうことを集落に対して行っている、起業とか、これから行っていきつつあるやろうというようなのがあればちょっとお聞かせください。 ○議長(松谷順功) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 今の御質問ですけれども、まず現在、集落支援員を入れている地区というのは、まず大滝地区、それと杖ケ薮地区、それと相ノ浦地区、この3か所になっております。  大滝地区におきましては、集落支援員ということで、元町内会長を長く務めていただいた方が今もやっていただいております。それで、ここについては世界遺産の小辺路が通っております。そこを通るハイカーの方、日本人も外国人の方もあって、そういった方の支援ということもやっていただいておりますし、地域住民のほうが非常に高齢になっておって、共同作業みたいなものができないということで、道普請であったり、草刈りであったり、そういったことをやっていただいたり、大滝山の学校という、町も絡んで整備した施設ですけれども、ここの活用をやっていただいたりということで、生活を支援する、生活を維持するということと、やはり地域のよさを利用して地域に人を呼び込んでくるみたいなところで、しっかりとした活動をしていただいております。  杖ケ薮地区につきましては、今現在、1軒ぐらいしか生活をされている方がいないような、もう非常に過疎の進んだ集落になってしまいました。ただ、子供さんだとか、お孫さんみたいなものが時々帰ってくるという中で、やはりもう誰も集落に住まず、生活の基盤というものをさわらなければもう山に戻ってしまうような形になってしまいますので、生活ができるように、人は少なくなったけれども、道普請、草刈り、獣害対策、水の確保みたいなことを杖ケ薮については行っていただいてる。  相ノ浦地区につきましては、ここも過疎化が激しいわけですけれども、やはり高野町の産業の一つ、コウヤマキの出荷というのがあって、高齢の両親がいて、子供たちは昼間通ってきてコウヤマキを取って帰る、整備して帰るみたいな中で、人のやり取りがまだございます。そんな中で、ここの集落支援員さんにつきましては、水の問題であったりとか、あとテレビの関係ですね。共聴でやっておったテレビが駄目になって、今衛星のテレビを使うような方向で進んでいるわけなんですけれども、やはり高齢の方の見守りもやっていただきますし、地域のコミュニティーを維持するということでしっかりとした活動をやっていただいている、そういった状況にあります。  やはり地域おこし協力隊というのは先ほど言ったように、地域の課題に対してそれを解決するようにノウハウを持ったものをよそから入れてくるわけですけれども、この集落支援員は、逆に地域をよく知った人に担っていただいて、地域の維持、見守り、そういったところをしっかりやっていただくということで考えておって、今後、高野町においてはこういったところもしっかり手当をしていく必要のある地域が増えてくるのかなということも想定はしております。  この集落支援員につきましては特別交付税措置が取られます。期間の指定がございません。地域おこし協力隊は3年ですけれども、こちらのほうは期間の指定がございませんので、しっかりと地域に根差して、地域の見守り、地域の維持ということで活動していただける制度なのかなというふうに思っております。  以上です。 ○議長(松谷順功) 2番、大谷君。 ○2番(大谷保幸) ありがとうございました。  ちょっと自分は勘違いしとったみたいなんで、非常にこの担当者の人というか、3名、地域支援員3名、いろいろ仕事をされているというのは分かりました。協力隊に関しましては富貴地区におられる谷口さんというような内容だったと思います。  それと違って、もっと下の職員が3名来て、地区のためにしてるという内容があったと思うんですけども、どういう仕事をされとるんかな、どういう使い方をしていいんかなというふうな、この分とはちょっと違うかも分からんのだけども、そこら辺のとこをちょっと聞かせてもらったらいいかなと思うんですけども、よろしくお願いします。 ○議長(松谷順功) 古倉総務課長。 ○総務課長(古倉 充) どうもすみません。  では、2番議員の質問に説明させていただきます。  地域担当職員のことをおっしゃられてると思うんですけども、職員が地域に入っていろんな活動の支援をしていただく、支援というか、そういう意見を聞いて、それを町にまた持って来ていただくと。それでつながりがあればいいのかなというふうな感じになってます。  職員が行くといっても、結構高野町に住んでいる、もともとではなくて、町外から来た人を特に。で、新人の職員を充てさせていただいて、その地域を知っていただくと。そういうことも含めた行政の業務の向上のためにということもあります。支援の、地域の人のそういう意見を聞いて、もちろん行政報告会でもやってるんですけども、そういう感じでしていただくということで、パイプ役という感じで行かせていただいております。  以上です。 ○議長(松谷順功) 2番、大谷君。 ○2番(大谷保幸) ちょっとそこら辺のとこ、ちょっと分からなくて、どういう使い方をしてええんかなというような考えがあります。文章づくりとか、何かあればとかいうんだけども、職員をどういうときに呼んでええんかなということを自分ら、区民にそこまで知らしめてあるんかなというのがちょっと不安なところがあるんですけども。どういう、自分は富貴地区にいてるんですけども、そういう内容で相談に来られたとかあれば、ちょっとお聞かせください。 ○議長(松谷順功) 古倉総務課長。 ○総務課長(古倉 充) すみません、説明させていただきます。  一応地域担当職員は、毎年変わるような感じにはさせていただいてます。そのたびごとに区長さんのほうには挨拶をしに行かせていただいて、いろんな説明もさせていただくんですけども、例えば区のそういう集まりの会とかに呼んでいただいて行ったりとか、あとそこで例えばちょっと道路でそういうとこがありますよとか、そのときだったら建設課なんですけど、そういうことでももし困っていることがあれば、いえば担当職員が聞いて、それをまた担当の課に回してくるみたいな、地域担当職員が。そういうパイプ役という感じでも使わせてもらってます。  どうってことはないんですけども、そういうより顔が見えるような形で、地元の方が結構役場に来て、その中の課ごとに話するというのがなかなかしづらい場合に、地域担当職員を呼んでいただいて、そこで話してもらって、それやったらこんなふうな、役場ではこういう仕組みがありますよとか、こんなふうにしたらいいですよとかという、そういうアドバイスとかもしながら、そういう感じで使っていただければなと、そんなふうに思っております。  以上です。 ○議長(松谷順功) ほかに質疑はありませんか。  3番、菊谷君。 ○3番(菊谷 元) すみません、17ページ、交通施設整備、交通手段の確保、ここで免許というか、運転できる間、家族が運転できる間、そのときの町外への通院、または入院、こういうときに関して、非常に高野町では苦労されている町民がたくさん見受けられます。交通手段等、町当局もいろいろしていただいている、タクシーチケットなりしていただいてるのは十分承知の上でお話ししますが、やはり高野山総合診療所、また個人の花谷医院さん等で、これもう、うちでは診察できない、そんなときは歩いて行くとか、電車に乗って行くとか。そういうときは、非常に困難になったときにそういう山外の病院を紹介されるわけなんですけども、そのときに身内がいない、また年金だけで蓄えがあまりない。こんなとき町民、非常に困ってるという事実が見受けられます。こういうことでも早急にとは言いませんが、今後に向けて、入院施設がない高野山であるんですが、できるだけそういうときのコミュニケーション等を取れるような感じのライフラインというか、交通手段といいますか、できるだけそういうふうなものを今後に向けてまた考えていただくよう、そういうとこもぜひ取組に入れていってほしいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) 尾家福祉保健課長。 ○福祉保健課長(尾家和代) 3番議員の御質問、御意見について、少し説明をさせていただきます。  まず健康でいらっしゃって、お買物にお出かけになるとか、月に一度の通院とかというようなときには、福祉有償輸送でありますとか、外出支援助成券、こちらもちろん年齢に縛りも持たせておりますし、福祉有償輸送に関しましては、使える方について、要介護というような認定が必要なことも現状ではございます。ただ、そういう仕組みを使っていただくということが一応基本ベースにありまして、議員おっしゃる本当に御病気で救急車でも行くまでもないけれども、例えば高野山総合診療所から紹介されてというようなお話のときには、ぜひとも地域包括支援センターのほうに御相談いただけたらと、今現状では思っております。  現に、病院会議、病院と福祉、医療と福祉の連携ということで、月に一度は必ず病院会議というものも行っておりますし、支援が必要な住民の方々について情報共有するというようなことも、当方の福祉保健課のほうの専門職と総合診療所、もしくは富貴診療所の医療専門職とがきっちりと意見交換をさせていただきまして、時にはケアマネジャーであるとか、ヘルパーさんという方々にも入っていただき、情報共有をするということ。地域包括ケアシステムの構築ということで、その一部分になります。そういうところで現状は実際に運用していまして、病院のほうに付添いもさせていただいている案件もございますし、ぜひともそういうときには地域包括支援センターを御利用いただけたらと思います。  以上です。 ○議長(松谷順功) 3番、菊谷君。 ○3番(菊谷 元) ありがとうございます。  意外と町民から言われることは、仕組みが分からない。どうしたらいいか。もう自分で調べる気力もないから、そういうとこを使う手段すら知らないというか、自分で修得できない。ある程度高齢になってくると、そういうことも多々見受けられます。  やっぱり高野山に住む不安、そうなったらどうしよう、病院に行かなくてはならない状態、通院しなくてはならないような状態になったとき、いざ自分、あまり頼るとこがなかったらどうしたらいいかという不安。そんなとこが結構町民の中で、やっぱり60歳過ぎたあたりからはどうしてもそういうことの不安というのが増えてくるみたいです。  そういう相談とか、病院に行かなあかんようになったらどうしたらいいんやろと、知人頼りにとなったときも、やっぱり事故等とかで何かあったとき迷惑がお互いにかかってくるような感じに思われている方も多々おられます。できたら地域包括支援センターのほうの、こういう場合はこういうとこを頼ってくださいとかという案内を出していただいたりとか、町民にできるだけこんなときはどうぞこういう場所を頼ってくださいとかという案内とか、安心する方向でできるだけ情報を町民と共有していただけたら、もうちょっと町民は楽に高野山で生活できるのかなという感じもいたします。  できるだけ町民の安心というとこで、こういう通院とかになったときはまずこういうとこに相談してねとかという情報も、ある程度自分から取得するということができるのが困難な年齢にもなってくるので、できるだけ町のほうからそういう町民に安心感を与えるような情報提供とかをまたよろしくお願いいたします。  すみません、以上です。 ○議長(松谷順功) 尾家福祉保健課長。 ○福祉保健課長(尾家和代) すみません。日々仕事をやっている私たち、事業に取り組んでいる私たち、自己満足の部分が非常にあるのかなという、今お話を聞いてて反省をするところでございます。  そうですね、地域包括支援センターの役割って、議員に御指摘いただくとおり、いろんなところでそういうお話も出ておりまして、それにつきましては、今後、広報にも出してはいるんですけれども、さらにしっかりと住民の皆様に御理解いただくように、地域包括支援センターのまず名前も覚えていただくというようなこと。特に、医療機関、医療の専門職との連携を密にして、情報交換をさらにやると。  そのほかにも、なかなか行政の仕組みの中だけでは地域の方々の見守りというのは非常に難しいことがございます。先ほど観光振興課長のほうから集落支援員のお話もございましたけれども、そのほかにも地域見守り員さんでありますとか、民生委員さん。民生委員さんにおかれましては現在25名いらっしゃいます。各地域、担当を持っていただいて、御相談に乗っていただくようなことで、隔月で定例会を行って、いろいろと勉強会なんかも行政とやってまして、しっかりと御相談に乗っていただける体制は持っていただけているものと思っています。  そういうことにつきましても、住民の皆様に伝わっていないということの御指摘やと思いますので、今後、しっかりとその辺を受け止めまして、方向性をしっかりと考えていきたいと思います。  以上です。 ○議長(松谷順功) 菊谷君、もうありませんか。  ほかに質疑はありませんか。  8番、所君。 ○8番(所 順子) ちょっと私も分からないんですけれども、まずこの発展計画の策定についてですけれども、なぜ令和3年から7年のこの5年計画なのかなというところがちょっと私は理解ができないんですよ。この事業、いろんな事業が出ておりますけれども、金額も分からないわけですよね、この工事とかいろいろ、子育て支援センターとかの中で、場所を買うとか、医療派遣事業とか、こういうのがいろいろありますよね。それをこの5年間の計画でそちらは計画的な金額。そして、これ全部補助事業、100%の事業を載せてるんですかね。その辺のところも私も分かりませんし、なぜこの5年計画の中身がこうやって載せられて、これを可決いたしていきますと、5年間はこれに沿った、詳しい内容も分からず、この工事、いろんなことの計画が通っていくというふうなことを私は不可思議なといいますか。  そして、高野町辺地対策の総合計画の変更。これについても、変更されたところを見ますと、舗装及び維持補修等長寿化事業を行いと、これ工事にまつわることだけがこうやって変更されておりますね、花坂、湯川地区も。ここもどこが変わったかというと、舗装・維持補修、長寿化事業、ここが赤字で変わっているわけなんですね。それの計画というんですか、先の計画なんでしょうが、金額的にも私はどのようなものを計画されてて、どのように金額が関わっていくのかということも分かりません。その辺のところで、令和3年から7年の計画、全部、これ仮に策定が通過いたしましたら、金額も分からんと、この計画だけが全部全てが通ってしまうということになりますので、私はその辺のところは、なぜこういうものが5年間についてか、そこのところは不思議ですね。そこの中の内容、スクールバス購入事業とか、そういうのも入っているんですね、学校に関係しましたら。学びの交流拠点整備事業など学校に関しましてもいろんな課題が載っております。しかしながら、金額は一切分からないわけなんですね、これ計画だけでありますので、その辺のところがちょっとどのようにこれを計画されたかというのをお尋ねしたいです。 ○議長(松谷順功) 辻本企画公室長。 ○企画公室長(辻本和也) 失礼します。  8番議員さんの御質問について御説明申し上げます。  このまずなぜ5か年やということなんですけども、これは国からのものです。ですので、令和3年から令和7年までと、それは決まってます。  あと、その内容なんですけども、最初に申し上げましたとおり、この事業に載っているから全てそれをするんかって、そうではないですね。あくまで過疎債という起債をお借りするのに、ここに載ってなかったら起債をお借りできへんと。それがために受皿を大きくしてる。ただそれだけです。  あと、辺地のほうなんですけども、これはもうこっちの過疎の新しい新法にのっとって策定された、これがもう上位計画になります。それに基づいて、それの中っておかしいですけど、別なんですけども、一応こいつをもとに辺地の計画がされてます。それが花坂、細川、湯川の3地域になりまして、基本的に過疎の計画に基づいた変更。これも以前に辺地計画、令和2年から6年まであるんですけど、今回、過疎計画が今年から新たになるというところで、軽微というか、追記された分とか、文言であったりとか、そういったものを変更しておると、そういうところです。  以上です。 ○議長(松谷順功) 8番、所君。 ○8番(所 順子) 補助金を頂くためのこの計画書というふうに受け止めたらいいんですか。そういうことなんですね。だから、この中の内容の中で補助金を計画して取っていくというふうなように受け止めていいんですか。 ○企画公室長(辻本和也) 番外、辻本。 ○8番(所 順子) まだ待ってよ、私質問してるから。3回しか質問できへんから、ちょっといろいろ聞いとかんと、じき座ってしもたらもう言えれへんのですよ。  それで、先ほどの課長さんもテレワークのことを、補助事業をいただいたわけなんですけれども、それはこの中には載ってないですよね。何の名目でその中に入っているのかなというのもちょっと私は理解しにくいんですけれども。  この件に関しましては、内閣府からテレワーク、補助金といたしまして7,400万円頂いたということを答弁いただきましたですよね。その6,000万が宿坊、お寺に3,000万、3,000万で2件を配布するというふうなことをお聞きしましたですね、先日。  ですけども、これテレワークの事業は、たしか8月ではテレワーク企業を誘致するために、建設のためにそれをもらって使う、開拓団ですか、あの辺のあたりの建設に使用するために補助金を頂くというふうに議会で可決しとんですよ。それを宿坊2件にテレワークを7,400万から渡してしまうというふうに、そういう内容的な詳しく、なぜお寺2件にこのもらった補助金を渡すのかなという、ちょっと不思議に思うんですね。  そしたら、内閣府が何ぼいいことやなと褒めてくれたにしたって、議場で可決した内容と使用する内容が全く異なっているわけなんですね、お寺で使用するって。こんなん補助金詐欺に当たらへんのですかねと思って、その辺のところも懸念をするなという。補助金を取りました。そしたら、取ったら後は何に使ってもええんか。補助金どおりの名目で使用していないという、そういうふうなことにならないのかとか、そういう懸念もいたすようなにおいもいたします、これ。ですから、議場で可決した名目とは違うじゃないですか、中身が。その辺のところも一度御説明をいただかんと、ちょっとおかしいなという部分もございます。  ですから、補助金を申請するためのたくさんの事業、出ているというふうな説明でございましたですけれども、これに該当することに対して使用する補助金を頂くんでありますからね、その辺の補助金のゲットの仕方ですね。その辺のところをちょっと答弁をいただきたいと思います。 ○議長(松谷順功) 辻本企画公室長。 ○企画公室長(辻本和也) 失礼します。  8番議員さんの御質問にちょっと御説明申し上げます。  議員さん、おっしゃっていただいたのは、これは決して補助金ではないんです。過疎債、町の借金、お借りするためのやつなんです。8番議員さんおっしゃっていただいた、例えば100万の工事をするのに100万お借りしたら、70%が交付金として返ってくると、そういったことなんで、これは補助金ではなくて、になります。 ○8番(所 順子) 分かりました。さっきの説明だとそのように聞こえたからね。 ○企画公室長(辻本和也) そうです、起債になります。  私からは以上です。お願いします。 ○8番(所 順子) そこは全然内容が違うもんな、起債とな。 ○議長(松谷順功) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) まず、テレワーク、ワーケーションのことというのは、この新しい高野町過疎地域持続的発展計画の中にも。 ○8番(所 順子) 何ページ。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 8ページのところに書かせていただいて、移住定住のところの上から2つ目ですね。ワーケーション促進事業ということで、整備工事ということで書かせていただいております。ですから、ワーケーションのテレワークの事業を行うに当たって、この計画をもとに起債をお借りするということも考えられるわけですけれども、今、公室長のほうが説明したように、起債ということで補助金ではございませんので、返していかないといけないお金になります。今回につきましては、内閣府のテレワーク交付金ということで、これは補助金として全体事業の3分の2でしたか、かなり大きな金額で補助金が下りております。ですから、この起債を借りて事業を行うより、補助金を得て事業を行うほうが町としてはメリットが高くなってまいります。  ですから、いろんな国の事業がございます。交付金であったり、こうやって起債を使うときに使いやすくするようなものがあったりとか、いろんなものがあって、その都度、条件のいいものを選んで、できるだけ町の負担がないような形にして事業をさせていただくように、常日頃、私たち、頑張ってアンテナを張って調べて、交付金ある、補助金あるということだったら一生懸命申請書を書いて取りにかかっているということです。常に町の負担がないような方向がないかということを一生懸命やらせていただいております。  それと、内閣府のテレワーク交付金のところで、施設を建てるためにということで議決したということで議員おっしゃるんですけれども、同じ提案をさせていただいた補正予算の中で、補助金、交付金の項目で、観光事業者、宿坊や観光事業者ですよね、そうしたところに補助金を出すということも併せて提案をさせていただいて、議決をいただいておりますので、議員言われるような内容が変わっちゃっておかしいんじゃないのということは一切ございません。申請もそのように、例えば高野山森林公園の管理棟の改修費、それと観光事業者、宿坊、お土産屋さんでもいいわけですけども、そういったところで同じようにテレワークの施設を整備する費用として補助金で2件分、あとPRビデオを制作する費用であったりとか、印刷費であったりとか、そうしたことをそれぞれの予算項目に分けて提案をし、それぞれでこの金額ということでお金を頂いて、議会のほうでもそれを認めていただいてますので、全く御心配は要りません。  こちらとしては、繰り返しますけれども、国のいろんな補助、交付金、起債、そういった事業の中から一番町として負担の少ないもの、そしてそれを行うことで内実が伴ってくるものを選んで対応させていただいてます。  以上です。 ○議長(松谷順功) 8番、所君。 ○8番(所 順子) 茶原課長の説明はいつもちょっと、前の宿坊の旅館業の支払いのときもそうですけれども、何というんでしょうか、失礼ですけれども、理解のできない答弁というんですかね、そういうふうなのをいただけるというふうには思います。もう少し住民に分かりやすい答弁をといつも私が進言しておりますが、あなたの答弁は全く理解ができない答弁でもあります。その辺のところを課長さんやったらもうちょっと住民に分かりやすい答弁を下さいな。私でも理解できませんので、住民さんなんか、こんな答弁をもらってたら理解できへんと思いますよ。  そして、お寺、宿坊に会議を開くというふうなことを今議会で言いまして、2軒に6,000万円、3,000、3,000をお支払いするというようなことを聞いております。ならお寺で旅館業でテレワークの支払いをしました。企業誘致ということであのときは通過していると思うんですよ。じゃあ、宿坊でどのような設備ですね。仮に補助金をお支払いになりました。設備、そして企業誘致はどのような形でしていただけるように提案をして宿坊さんにこの補助金を実行するように計画を立てたか。その辺のところをお伺いいたしたいと思います。どのようなテレワークの施設をつくるのか、またどのような企業を高野町に呼び込んでいただけるのか、その辺のところをお尋ねします。 ○議長(松谷順功) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) テレワーク交付金のほうで行うのは、例えば光ファイバーを引き込んでしっかりとした外部に漏えいをすることのないようなWi-Fiを設備するとか、あとは話している内容が外へ漏れないように防音の設備をするとか、あとは例えば印刷機、プリンターですね。こういったものもきちっとセキュリティーをかけて、出した人しか手に入れられないようにするとか、そういった基本的に、企業は企業の中で外へ出せない情報というものをたくさん持っております。それをしっかり守れる環境をつくっていただいて、そういう環境でテレワークを行う企業というものをこれから集めてくる、誘致をしてくるということになります。
     ですから、テレワーク交付金の中でも観光事業者さんに補助を出すのと同時に、パンフレットを作ってダイレクトメールを送るとか、ホームページを充実させて誘致するとか、そのためのPRのビデオを作ったりするとかというのも、そのためにやらせていただくことになります。 ○8番(所 順子) どのような企業を誘致するのか。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 企業につきましては、高野山につきましては様々な企業と既に御縁を結ばれているところが宿坊等は多くございます。そういったところを中心にいたしますけれども、やはりテレワークがしやすいITであったりとか、あとデザインであったりとか、そういったような企業をしっかり誘致したいなというふうに考えておって、この点につきましては高野町としても努力をいたしますけれども、協力をいただける和歌山県のほうとも詳細に詰めながら、いろんな企業に対してこういうテレワークができる施設ができたよと、どうぞお使いくださいということで、しっかりと営業活動を今後していきまして、企業のほうを獲得していきたいというふうに思っております。  ただ、現在、テレワークというのはいろんなところで国が推奨して進めておりますので、その中を勝ち抜いていかないといけませんので、高野町としては高野町のよさをしっかり出したテレワーク施設を整備して、それに、あっ面白いな、これはいいなと思う企業をしっかり誘致していくということで頑張っていきたいと思っております。 ○議長(松谷順功) ほかに質疑はありませんか。  4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) 私から3点ほどお伺いしたんですけど、まず15ページの地域における情報化があるんですけども、この中で、本町は非常にそういうITといいますか、ブロードバンド化というのも、不感地区対策も含めて積極的に進められていると思います。この地形的な問題もあって、山間部にあっては非常に厳しいと、公共のテレビの視聴、ラジオの視聴も含めてなんですけども、大変です。  そうした中で、現況の中に、依然として携帯電話が通じない不感地区が1地区残されており、課題となっているという部分もあるんですけども、ブロードバンド化ももちろんですけども、そうした部分にも早急に解消をしていくということもお願いしたいというところではあります。  それと併せて、せんだってFM橋本の方が、DJをしとるんやという人が、うちの前の旧学校跡のとこへ、ランニングしとんやっていうて、ちょうど自分ら、そこでミョウガしとったんですけど、実はFM橋本は高野町内、どこが聞こえて聞こえないかということを私調べとるんですって言うて、高野山から来たんでという話から、高野山内でも聴取できないという箇所があるんですよと。ええ、ということで、それでもちろんこの地域も駄目でしょうって言ったら、そうなんですと。これから富貴へ抜けていくんですというふうな話をされていて、せっかく防災協定でありますとか、地域のコミュニティーFMを名のっているFM橋本としたら、全エリアをお願いしたいですねという話をさせてもらったんですけども、そうですと、私らサービスをする、コミュニティーFMというのは出力に限りがあるので、非常に技術的には難しいという話もする中で、いろいろ方法もあるん違うんですかって話から、いや、ぜひ住民の皆さんからそんな声も上げたってくださいとかっていうことで、話をしていったんですけども。  そういったことの防災の視点から見て、そういう情報化機器の整備、知らせてネット登録者が数値目標として1,000人と上がってるんですけども、そうした周辺の情報機器、端末も含めてなんです。高齢者が多くて、使い方が分からない住民も多くいるという中で、デジタル化というのが、キャッシュレスとかというのも進めてはいるんですけども、一方でそうしたことの基盤整備のようなものを進めていくという観点から、今回の情報化も上げられていると思いますので、その辺の両面から検討していただけたらなと思います。  それと、2点目ですけども、28ページです。子育て環境の確保、高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進については、非常に本町も目の詰んだといいますか、高齢者の見守りも含めて、多くの集落がある中で孤立しないように安心して暮らしやすいまちづくりというのを進めておられるんですけども、その中で、その対策という点でですけども、介護が必要となってでもできる限り住み慣れた地域で自立した生活を送れるようにということで、この2行、福祉センターへの入居ですとか、地域包括支援センターの機能充実というのがあるんですけども、この中で、子育てしやすい満足度90%という目標があるんですけども、もう一つの目標としてあるとすれば、安心して最期までというか、暮らしやすいまち満足度というあたりの視点も必要かなとこう思うんです。  社協だよりなどに、生活協議体で各家庭の簡単なお困りごとに応えるというふうな取組を試験的に進めていて、高野山地区で先行して、せんだっては富貴地区で行われたということで、これを一つの参考の事例として、今後もっと進めて充実していきたいということであったんですけども、生活協議体といいますか、一つの地域、あれどんな地域のブロックか確認できてないんですけども、例えば中学校区か小学校区ぐらいで一つのエリアとして、その中で協議体というのがあって、社協と町と様々な分野から、今後高齢者の問題ですとか、子育てに関わることも協議していくというふうな組織だったと思うんですけども、そのあたりの項目もこのページに、どこにあるんかなというのも見たんですけども、そうしたことも今後の、今回、持続的発展ということを考える中では必要なのかなと思います。  それと、子育て環境の確保という中では、認定こども園のことで、最初の計画の最初にありますけども、学びの交流拠点の整備事業の一つ先行する、非常に注目も集めるこども園だとは思うんですけども、そうした部分に関連して、お年寄りといいますか、高齢者が交流していくとか、ほとんど地域で子供の声が聞かれなくなったという中で、どれだけ関連づけて高齢者の生きがいなどにつなげていくかというあたりも、ほかの教育のところにも上がっていたと思うんですけども、ぜひお願いしたいと思います。  それと、もう1点だけです。33ページ、今申し上げた教育の振興というところですけども、学びの交流拠点の整備というのがこの計画内の年限にあるんですけども、この現況と問題点の中で、3点目に時代に応じた教育の推進に必要な人材の不足と次代を担う後継者の育成が思うように進んでいない状況にあるというふうに捉えられたのですが、これはちょっとどういうことになるのか。担い手というふうに、地域のことを含めた、継続して高野町で暮らしていきたいというふうに取り上げるのか、教育のところなので、教育界での人材不足というふうに捉えていいのか、このあたりちょっと説明をお願いできたらなと思います。  この振興の最初のところに、過疎地域の豊かな自然空間を利用して、青少年がこれらの自然の中で体験ができるように、地域間交流とか体験参加型事業を積極的に提供すると上げられています。これは町内に交流人口として取り上げていく部分と、今の子供たちがどれだけ地域の中に出ていって、また地域の方が出て学校等に出向いて交流するというような形、様々あると思うんですけども、複合施設である今度の学びの交流拠点の整備事業の中には、ぜひそういうふうな教育の、また各世代の人らが学び合えるといいますか、語り合えるといいますか、交流できる場にしていただけたらなとは思います。  以上です。 ○議長(松谷順功) 辻本企画公室長。 ○企画公室長(辻本和也) 失礼します。  4番議員の御質問について御説明申し上げます。  まず、コミュニティーFMなんですけども、なかなか町としましても、確かに全エリアお聞きいただければ一番身近な情報というのは提供できるのかなと思うんですけども、何分、そういった補助事業等もございません。富貴のほうでも恐らく、筒香も入ってないと思うんですが、富貴のほうでも入るか入れへんかというレベルやと思います。ほんまに正味入るのはもう高野の山の上だけやと思うんですね。いろいろとそういった御意見をいただくこともあるんですけども、実質、ちょっと町がエリアを整備するというのは非常に難しい状態にあります。そこはちょっと御理解いただきたいと思います。  もう一つ、携帯のエリアのことなんですが、一応高野町では、住民さんが住んでいるエリアについては基本的にはカバーできております。例えば筒香から高野へ上がってくるときの道の間ですよね。その間は不感の地域が確かにあるんですけども、高野町で不感といわれているところも、地域でいうと杖ケ薮だけです。あとは自主進出していただいたキャリアさんもいらっしゃるし、国の補助、県の補助を使って整備したところもありますし、なので一応高野町の中で不感エリアといわれるのは杖ケ薮だけです。  あと道、確かに自分も富貴へ行く途中にちょっとパンクしたとか何とかなったときに不便だと思うんですけども、なかなかそういったところを整備するのは、国も県もそういった補助がない。キャリアさんもそういったところは手を出してくれないというのが現状です。  以上です。 ○議長(松谷順功) 尾家福祉保健課長。 ○福祉保健課長(尾家和代) 4番議員の御質問、たくさんお話をいただきましたので、すみません、ちょっと不足があったら申し訳ないですけれども、まず、先ほどの3番議員の御質問ともかぶる、重複する部分もあるかと考えております。  子育て世代、もしくは高齢世帯、独居の御家庭、いろいろなお立場の住民の皆さん、皆さんがそれぞれの立場で、立ち位置で、この地域で住み続けていくと、満足度を持ちながら住み続けていただくというのが、最終的に町の目標ではございます。そんな中で、いろいろな事業をやってまいりますけれども、このページでいいますと、先ほどから地域包括ケアシステムのお話も出させていただいておりますけれども、この計画、基本的には起債を活用して事業をすることがこういうふうな事業として上げさせていただいているしつらえもありますので、なかなか地域包括のことであるとか、本当にソフト、要は専門職の力量にかかっているようなところとか、高野町の総合チームの中でどんな体制を築いていくかというようなところで、必ずしも起債が必要であるかといったらそうでもない事業についてはここには載っていないということですけれども。  例えば、31ページ、下のほうにその他の対策、これは医療の確保というページでございますけれども、(2)のその他の対策の中には、地域包括ケアシステムということで、医療・福祉部門の連携ということをしっかりやっていく。それと、先ほど、ここには書かれてはおりませんけれども、地域の中での民生委員さんでありますとか、地域見守り委員でありますとか、集落支援員でありますとか、協議体の委員の皆さんでありますとか、いろんなところの方々と連携して体制をつくっていくということがやはり大事なんではないかということで、日々、事業の方向性をつくっているところでございます。  具体的に協議体のことのお話が出てましたので、少し現状の考えを述べさせていただきますと、基本的に生活圏、高野山と高野山周辺の集落、そして富貴・筒香地区ということで、生活圏を2つで考えております。現状、協議体の中では1層の協議体委員のみが立ち上がっておりまして、1層というのは高野町全域を対象としたものでございます。委員の皆さんの顔ぶれを見たときに、高野山の方もおられれば、富貴・筒香の方もおられるといった今現状です。  今後、今すごく精力的に協議体、集まりを持っていただいてまして、委員の皆様には昼間のお仕事でお疲れにもかかわらず、実は昨日、夕べも集まりを持っていただいておりますけれども、夜の時間を活用して皆さんに意見交換をしていただいております。また、暮らしの助け合いということで、今アンケートを取り、個別にお話を聞きに地域に出ていただき、そして要望に応じた作業の提供ということで、皆さん、できる限りのお時間を割いていただいて検証の段階に入っております。  必ずしもそれが形になっていくかどうかということはありますけれども、基本的には地域にある資源はしっかりと活用する。介護の制度であったり、民間の力、いろんなものはしっかりと活用していく。それでもなおかつ住民の皆さんのお力、助け合いの精神をお借りしてつくっていく部分というのはございますので、今後ともそういうことをしっかりとやっていくというようなことで考えております。  生活圏における協議体の構築につきましては、今後、今お話を進めていただいている委員の皆さんともしっかりと協議を図りながら、効果的な方法を考えていくということが大事かなと思っております。  富貴・筒香地区におきましては、富貴小・中学校の在り方を語り合う会、「ちっちらこ」というような団体が、今まさに子育て支援であり高齢者支援であるというような、独自のスタイルで地域づくりの活動として活動を行ってくださっています。そういうところとの連携も図りながら、しっかり行政としてつなぎ役、もしくは行政の仕組みをしっかり落としながらということで、今後やっていくことやということで考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  ちょっとお答えになっていないかもしれませんけれども、お願いいたします。 ○議長(松谷順功) 田中教育次長。 ○教育次長(田中宏人) それでは、4番議員の御質問に対して御説明させていただきます。  33ページの時代に応じた教育の推進に必要な人材の不足と次代を担う後継者の育成が思うように進んでいない状況にあるというところなんですけれども、これは高野町全体のところの問題でもあるんですけども、教育委員会としましては教育の視点ということでお答えさせていただきます。  主に、この内容的なものは社会教育の部分が占めております。今というのは当然高野町内の人口減によって、いろいろ社会教育団体等あるんですけれども、だんだんやっぱり活動をする人数が減ってきておる。それと、やっぱり若い方が実際、後に入って活動がしてもらえにくいというふうな状況で、教育委員会のほうにもちょっと団体さんのほうからそんな相談もございます。  それで、この学びの交流拠点というのは当然、学校施設というふうな意味合いもあるんですけども、公民館等もそちらのほうへ移転して、社会教育の部分も学びの交流拠点でしていくということもありまして、やっぱりそこのところに、今までの公民館であれば固定された方が集まっていただくというような状況にあるんですけれども、学びの交流拠点をつくったときに、今まで公民館とかいろんな活動に参加できなかった方も来ていただけるというふうに思っております。  その中で、新しくいろいろ活動をしてくれる方等がおりましたら、やっぱり今までなかなか固定された方の活動がやっぱり多い中で、また違う発見というんではないんですけれども、担っていただけるような人材も見つけることができるんではないかというふうなことで、また新たな発見とか、活動の発展につながるような形で考えていきたいというふうな意味合いで書かせていただきました。  以上です。 ○議長(松谷順功) 4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) ありがとうございます。  1つ目の情報の平等性といいますか、インフラにももうなるんですけど、そうしたことが非常に進んでいるということで、移動中に町内、主な道路沿いなんかをお願いできたらということもかつても話したことがあるんですけども、そのあたりも富貴・筒香間の県道でも1か所、小さなアンテナができたりというふうにもなってます。ぜひそのあたり、地元の声も上げるんですけども、町としてもこの山上も含めて、周辺の地域の移動中もそうした情報とつながれるというふうなことを進めていただけたらなと思います。FM橋本さんについては、また地域住民の一人としても、自分も声を上げたいなとは思っています。  それと、2点目の課長の話にありましたけども、そうした町の見守りといいますか、かなり目が詰んでいるとは思います。その中にあった一つが、高齢者の中でも元気な人たちのエネルギーというか、パワーといいますか、社会参加するというのは、埋もれているけども潜在的なものが非常にあるん違うかなと思います。だから、定年制も70とかというのを検討される時期にありますけども、このいい機会になると思いますので、その辺の横のつながり、連携、地域間の情報交換も含めてですけども、ぜひ効率的な会議であるとか、実効性ということも言われましたけども、あるものに、この計画の年限内ではなくて、スピードアップしてお願いしたいなと思います。  それと、教育に関しては、確かに以前はPTAの数も多いし、非常にそういう子供の教育に関わる年代、世代いろんな、核家族でない時期なんかは町民全体で担っていくというふうなことがあって、社会教育も確かににぎわえた、今もそうだとは思うんですけども、後継者をどう育てるかというあたりは、これはかなり本当に頭が痛いというか、どこの地域もだと思います。ぜひこの学びの交流拠点の中に、もちろん今の小・中学校にも協議会というような形でいろんな方々が一堂に会して協議はしていると思うんですけども、ぜひ人材を育てるという意味で、社会教育のほうの充実も併せて、この開設といいますか、移転に伴う時期、開設に伴う時期に合わせて、委員会のほうでは音頭を取っていただけたらなとは思います。  以上です。 ○議長(松谷順功) どなたか回答をいただけませんか。辻本企画公室長。 ○企画公室長(辻本和也) すみません、失礼します。  4番議員の一番懸念されている、例えば携帯のエリアでないところですよね。そういったところを町としましても、県を通じて携帯のキャリアさんにはいろいろちょっと働きかけは行っております。  何分、キャリアさんいわく、やっぱり道路であってもやはりある程度の交通量を見込めないとどうしても手を出せんと、投資の部分になるんで、何とか多く交通量があるということであればという、ちょっと考えていただける、机の上には乗っていただけるというところなんですが、当然、そういったところも、役場としてもいろいろ筒香のほうへ人に行ってもらうとか、富貴へ行ってもらうとか、各地域へ行ってもらうような仕組みづくりというのは必要になるんかなと。そうやって人口が車で移動してもらうようになれば、1日これだけ交通量があるねんということをまた向こうさんにも伝えることができると思うので、その辺はまたしっかりと町としましても取り組んでいきたいと、そのように考えております。  以上です。 ○議長(松谷順功) 田中教育次長。 ○教育次長(田中宏人) それでは、4番議員さんの御質問に対して回答させていただきます。  先ほど御説明させていただいたとおり、社会教育団体のほうがやっぱりなかなか新しい方も増えないし、やっぱり高齢化してて存続がちょっと危ういというふうな御相談もあります。なくしてしまうというのはある意味簡単かもしれないんですけれども、せっかく今までつくってきた会とか団体ですので、その火を消さないような形で考えていきたいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(松谷順功) ほかに質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) なければ、これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。  8番、所君。 ○8番(所 順子) この計画案の中で、ワーケーションについての計画中でございますが、宿坊2件で6,000万円の補助金としてお渡しをするんですが、宿坊でどのような内容でこのテレワーク事業をなさるかというのも、私たちには理解ができておりません。理解ができないまま補助金を出すのは理解できないし、いろんな計画策定に納得されないものも、これを通過すれば全ての事業が5年間にわたり実行されると思います。もっと私たちにも分かるように精査しないと納得ができかねる部分も多々あると思います。そういう意味で、やはり議会にももうちょっと説明不足でもあるし、内容を十分説明をいただけないというか、何か空想の世界で考えらなあかんような答弁の方が多くて、とても理解に苦しむというふうな。頭を、私が悪いのかも分かりませんが、頭を使わな理解ができないというふうな答弁が多いんですね。そういう中で納得していくのはとても難しいと、私個人は思っております。  ですけども、この出し方ですね、事業明細とかそういうのもありますけれども、5年契約の中での出し方ですけれども、いろんな事業が金額的にも出ておるわけでございますよね。起債もこの中に、何ですか、事業債の予定額というのも計算、細かくされて出しておるわけでございますけれども、そういう内容も把握しかねます。ですので、いろんな問題がこの先5年間計画で、これが通過すれば将来的に5年間の間に問題が出てくるのではなかろうかと思い反対討論といたします。 ○議長(松谷順功) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  7番、大西君。 ○7番(大西正人) 私は今回出されておりますこの議案第42号、43号に対しては賛成といたします。  いろいろな大事な計画が網羅されておるわけですが、この中で大づかみで書いてありますので、細かい事業計画については分かりにくいところもございますが、まずこの計画を議会で通さなければ数々の計画、事業というものが進んでいきません。こういう有利な交付税措置をしていただけるこの計画をまずここで通していただいて、そしてその計画一つ一つの項目に対して認めていただいたら、そのときに出てくる計画の内容をまた議会で精査するというような仕組みが残っておると思いますので、まずこの大づかみの42号、43号の辺地債、また過疎債についての計画、これについては賛成をいたしたいと思います。 ○議長(松谷順功) ほかに討論はありませんか。ありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) なければ、これで討論を終わります。  これから議案第42号、高野町過疎地域持続的発展計画の策定について、議案第43号、高野町辺地対策総合整備計画の変更についてを採決します。  この採決は起立によって行います。本件を可決することに賛成の方は起立願います。 〇議員(賛成者起立) ○議長(松谷順功) 起立多数です。  したがって、議案第42号、高野町過疎地域持続的発展計画の策定について、それから議案第43号、高野町辺地対策総合整備計画の変更については、原案のとおり可決されました。  しばらく休憩します。  再開は45分とさせていただきます。               午前11時37分 休憩               午前11時47分 再開 ○議長(松谷順功) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第15、議案第44号、令和3年度高野町一般会計補正予算(第4号)についてを議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  辻本企画公室長。 ○企画公室長(辻本和也) 失礼します。  それでは、議案第44号について御説明申し上げます。  令和3年度高野町一般会計補正予算(第4号)。  次のページを御覧ください。  令和3年度高野町一般会計補正予算(第4号)。  令和3年度高野町の一般会計補正予算(第4号)は次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億6,120万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ56億6,180万円と定める。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに、補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  (地方債の補正)  第2条 地方債の変更は、「第2表 地方債の補正」による。  令和3年9月2日提出。  高野町長 平野嘉也。  5ページを御覧ください。  第2表 地方債の補正。  起債の目的、臨時財政対策債。  補正前限度額、1億円。  起債の方法、証書又は証券借入。
     利率、4.5%以内(ただし、利率見直し方式で借り入れる政府資金及び地方公共団体金融機構資金について、利率の見直しを行った後においては、当該見直し後の利率)。  償還の方法、償還方法・期限については、借入先の条件に従う。但し、町財政の事情により償還期間を短縮し、若しくは繰上げ償還又は低利に借換えすることができる。  補正後限度額、7,773万円。  起債の方法、利率、償還の方法につきましては補正前と同様ですので割愛させていただきます。  補正されなかった地方債、9億1,270万円。  補正前限度額、10億1,270万円。補正後限度額、9億9,043万円。  9ページを御覧ください。  2 歳入。  11款地方交付税、1項地方交付税、1目地方交付税、補正額3億378万4,000円、補正後の額21億1,378万4,000円、1節3億378万4,000円。  15款国庫支出金、2項国庫補助金、5目教育費国庫補助金、補正額8,526万3,000円、補正後の額8,527万4,000円、1節8,526万3,000円。6目商工費国庫補助金、補正額199万円、補正後の額556万円、1節199万円。  18款寄附金、1項寄附金、4目ふるさと寄附金、補正額200万円、補正後の額5,350万円、2節200万円。  19款繰入金、2項基金繰入金、3目財政調整基金繰入金、補正額815万円、補正後の額1億965万円、1節815万円。4目ふるさと応援寄附基金繰入金、補正額2,548万5,000円の減、補正後の額5億7,343万2,000円、1節2,548万5,000円の減。  20款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、補正額1億494万円、補正後の額1億2,744万円、1節1億494万円。  21款諸収入、4項雑入、7目過年度収入、補正額210万4,000円、補正後の額210万5,000円、1節210万4,000円。9目雑入、補正額72万4,000円、補正後の額9,582万7,000円、1節72万4,000円。  次のページを御覧ください。22款町債、1項町債、8目臨時財政対策債、補正額2,227万円の減、補正後の額7,773万円、1節2,227万円の減。  3 歳出。  1款議会費、1項議会費、1目議会費、補正額63万3,000円の減、補正後の額5,438万8,000円、2節5万9,000円、3節69万2,000円の減。  2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、補正額766万8,000円、補正後の額1億9,010万3,000円、2節633万5,000円、3節162万9,000円、4節29万6,000円の減。2目文書広報費、補正額101万2,000円、補正後の額866万7,000円、12節101万2,000円。3目財政管理費、補正額5万円、補正後の額243万円、17節5万円。4目会計管理費、補正額189万2,000円の減、補正後の額1,840万8,000円、1節171万5,000円、2節262万1,000円の減。次のページを御覧ください。3節63万1,000円の減、4節35万5,000円の減。5目財産管理費、補正額3億8,640万円、補正後の額5億5,697万1,000円、24節3億8,640万円。6目企画費、補正額87万1,000円、補正後の額6,712万6,000円、2節41万8,000円、3節45万3,000円。7目地域振興費、補正額648万9,000円の減、補正後の額1億4,213万5,000円、2節626万3,000円の減、3節247万6,000円の減、4節175万円の減、18節400万円。8目支所費、補正額326万8,000円の減、補正後の額5,788万6,000円、2節212万円の減、3節30万7,000円の減。4節84万1,000円の減。12目防災諸費、補正額61万1,000円の減、補正後の額4,157万6,000円、1節143万9,000円、2節170万5,000円の減、3節15万7,000円の減、4節21万2,000円の減、8節2万4,000円。  2項徴税費、1目税務総務費、補正額90万2,000円の減、補正後の額2,116万2,000円、2節13万2,000円の減。次のページをお願いします。3節77万円の減。  3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費、補正額36万7,000円、補正後の額1,535万6,000円、2節27万3,000円、3節9万4,000円。  5項統計調査費、2目地籍調査費、補正額428万3,000円の減、補正後の額2億1,843万3,000円、2節207万5,000円の減、3節144万円の減、4節76万8,000円の減。  3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、補正額989万2,000円、補正後の額2億1,050万9,000円、2節507万円、3節230万2,000円、4節179万3,000円、22節72万7,000円。2目老人福祉総務費、補正額3万3,000円、補正後の額2億6,029万円、22節3万3,000円。3目国民年金事務取扱費、補正額221万5,000円、補正後の額1,020万6,000円、2節160万9,000円、3節60万6,000円。5目富貴高齢者生活福祉センター費、補正額105万1,000円、補正後の額1,280万1,000円、10節99万円、12節6万1,000円。  次のページをお願いします。2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、補正額370万円、補正後の額2,320万1,000円、2節202万3,000円、3節80万5,000円、4節56万5,000円、22節30万7,000円。9目町外保育所費、補正額2万6,000円、補正後の額376万1,000円、22節2万6,000円。10目子育て世代包括支援センター事業費、補正額39万5,000円、補正後の額171万7,000円、22節39万5,000円。  4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費、補正額377万8,000円、補正後の額2,829万8,000円、2節176万8,000円、3節159万4,000円、4節41万6,000円。  3項清掃費、1目清掃総務費、補正額303万9,000円、補正後の額9,594万7,000円、2節209万1,000円、3節51万2,000円、4節43万6,000円。2目塵芥処理費、補正額45万9,000円の減、補正後の額7,749万7,000円、2節27万2,000円の減、3節15万6,000円の減、4節5万5,000円の減、8節2万4,000円。  次のページをお願いします。6款農林業費、1項農業費、1目農業委員会費、補正額97万5,000円の減、補正後の額969万6,000円、2節57万7,000円の減、3節65万5,000円、4節14万1,000円の減、13節91万2,000円の減。  2項林業費、1目林業総務費、補正額20万8,000円、補正後の額489万1,000円、2節12万7,000円、3節4万1,000円、18節4万円。  7款商工費、1項商工費、3目観光費、補正額374万1,000円、補正後の額1億7,700万3,000円、2節182万円、3節50万2,000円の減、4節28万2,000円、7節6万円、8節54万9,000円、10節43万2,000円、12節110万円。  8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費、補正額54万7,000円、補正後の額3,914万2,000円、2節86万1,000円、3節31万4,000円の減。  次のページをお願いします。2項道路橋梁費、1目道路維持費、補正額460万2,000円、補正後の額6,592万円、2節217万3,000円の減、3節82万円の減、4節55万5,000円の減、14節815万円。  5項住宅費、1目住宅管理費、補正額20万6,000円の減、補正後の額1,557万3,000円、2節4万3,000円、3節99万円の減、10節54万円、22節20万1,000円。  9款消防費、1項消防費、1目常備消防費、補正額65万5,000円の減、補正後の額1億8,879万7,000円、2節24万4,000円、3節89万9,000円の減。2目非常備消防費、補正額17万3,000円、補正後の額3,137万円、17節17万3,000円。  10款教育費、1項教育総務費、2目事務局費、補正額225万円の減、補正後の額8,017万4,000円、2節191万円の減、3節34万6,000円の減。次のページをお願いします。18節6,000円。5目学びの交流拠点整備事業費、補正額6,050万円、補正後の額6億8,958万8,000円、14節6,050万円。  4項社会教育費、1目社会教育総務費、補正額405万円の減、補正後の額1,611万3,000円、1節90万5,000円、2節300万1,000円の減、3節108万4,000円の減、4節89万4,000円の減、8節2万4,000円。2目公民館費、補正額5,000円、補正後の額1,266万9,000円、2節5,000円。3目社会体育費、補正額80万2,000円、補正後の額326万7,000円、12節80万2,000円。  6項文化財費、1目文化財管理費、補正額330万6,000円の減、補正後の額1,735万1,000円、2節186万8,000円の減、3節85万3,000円の減、4節58万5,000円の減。  14款予備費、1項予備費、1目予備費、補正額10万4,000円、補正後の額2,854万5,000円。  以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) 以上で提案理由の説明を終わります。  しばらく休憩します。  再開は13時5分でお願いします。               午後 0時04分 休憩               午後 1時06分 再開 ○議長(松谷順功) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第15、議案第44号、令和3年度高野町一般会計補正予算(第4号)について、これから質疑を行います。質疑はありませんか。  2番、大谷君。 ○2番(大谷保幸) 21ページ、道路維持費の14節、工事請負費、町道筒香線交換条件工事816万円が計上されてます。それに伴い、9ページに繰入金の中で財政調整基金(旧紀伊丹生川ダム地域振興分)繰入金から815万出てます。これに関しましては、もう何十年来、筒香住民としてこの筒香線を県道にやってもらいたいということで、今回、町長が本会議しょっぱなに、この件に関しましてもう町道にすると。それで、県道川津高野線の一部と交換するというような内容で町長が説明されました。これに関しましては、町長並びに前議長さんには大変迷惑をかけて御苦労なさったと察しています。本当にありがとうございました。  この件なんですけども、交換条件工事ということで815万円出てます。その交換条件の工事の内容を少し話してください。お願いします。 ○議長(松谷順功) 苗代建設課長。 ○建設課長(苗代 勝) 失礼します。  2番議員の御質問に対して説明させていただきます。  21ページの町道筒香線交換条件工事ということで815万円の計上をさせていただいております。この内容なんですけども、工事の箇所としましては4か所ございます。まずは河合橋の国道の分岐から順に説明させていただきます。  まずは筒香線案内板設置工事ということで、河合橋から30メートル付近にある看板の設置撤去工事を予定しております。これが金額として75万円の計上の予定をしております。その次に、町道筒香線防護柵設置修繕工事としまして、河合橋より300メートルほど筒香寄りに行ったところで、防護柵、ガードレールがちょっと傷んでいるところがあると思うんですけども、そちらの工事ということで210万円。その次に、旧西谷橋撤去工事ということで、もう新しい橋は架かってるんですけども、下筒香から河合橋方向へ450メートルぐらい行ったところで旧橋が残ったままになっておりますので、その旧橋の撤去工事が350万円。それと、町道筒香線路側擁壁修繕工事ということで、中筒香のプールがございます。あの前付近なんですけども、護岸といいますか、路側の足元が傷んでいる部分がありますので、そちらの修繕工事ということで180万円の計上をさせていただいておりまして、合計で815万円の金額になっております。  以上です。 ○議長(松谷順功) 2番、大谷君。 ○2番(大谷保幸) ありがとうございます。4か所行うというような説明でした。75万、210万、350万、180万の工事4か所を行うと。それに関してはいつ頃から行うんかなということと、あと交換条件というのがあれば、川津高野線の一部のところ、県とも協議して大体どこら辺かなというのは見当がついてるのか、話合いはされとると思います。  そこの工事というのをちょっと県に問い合わせました。筒香の入るところから野迫川村に行くところの下から大体300メートルぐらいあったと思います。あそこはもう数年前から2回ほど工事して、いまだに工事されてないというようなところです。あそこは山の水が入ってきて、なかなか工事のしにくいとこというのは自分らも分かってます。そこを3件というか、3事業所が入って今回工事を行うというような内容を聞かせていただきました。  それに伴いまして川津高野線の一部を交換するということで、今後、そこを交換されたところの何か所か、河川の下は崩れとるし、山の下は崩れとる箇所が何か所もあります。そこら辺のとこは町として把握されとるんかどうか、ちょっと分からんのですけども、これ以後、こういうことで町に対しても地元住民としてはああいうところを早く直してほしいなということになってくると思います。これに関してはまた12月議会で聞きたいと思いますけども、少しまた町長にここら辺のとこをちょっと答弁してもらいたいのと、さっき言うたこと、少し話があればお願いします。 ○議長(松谷順功) 苗代建設課長。 ○建設課長(苗代 勝) 失礼します。  今回この計上させていただきました815万円の工事ですが、この後、実施設計のほうを上げさせていただきまして、順次、入札のほうをかけていくように準備いたしております。最後、4月をめどにというお話が町長のほうからあったと思うんですけども、そこを目指しておりますので、すぐに発注するような予定で進めております。  それと、川津高野線の町のほうからの要望なんですけども、議員お話しいただいたように、300メートルか400メートル付近の防護柵のある付近のところです。そちらのほうも、県のほう、もう発注がかかったようなお話をちょっと聞いてますので、随時、工事のほうはやっていただけると思います。  それと、町道になります現道の川津高野線の傷んでいるような箇所ですが、こちらのほうは随時、現場のほうはちょっと確認はしておりまして、数か所、数十か所、ちょっとあるというのは見ておりますが、随時緊急性等々を考えながら考えていきたいと思います。  以上です。 ○議長(松谷順功) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 2番議員のお尋ねにお答えさせていただきます。  町道筒香線、それと県道53号線の川津高野線の入れ替え、順調に今締結をするための準備に移っているところでございます。お互い交換していくところで、ここを改良しとこう、直しとこういうようなところで、今回、この議会に上程させていただいたという次第でございます。  今後、町としての優先事項としましては、やはりこの県道の川津高野線、この約6.4キロの延長になるところの整備を県のほうにしっかりお願いをしていくというところに重点を置いてまいりたいと思います。あくまでも富貴・筒香地区と高野山、大字高野山を結ぶ主要な道ということで、県にお任せしとくだけでは到底いろいろな整備も加速度的には進まないと思いますので、そちらは県道ではありますが、町からのしっかりした要望をしていきたいと思っております。  また、2番議員がおっしゃる県道川津高野線が今後町道になるというところで、若干、通行量とか、緊急対応的なことはできると思いますが、根本的な改良はなかなか予算財政上厳しいところもあるかなと思いますので、今後最優先にその区間の4.2キロぐらいですか、最優先でしなければならないところというのをしっかり見極めた上で、じっくり時間もかけて考えていきたいなというふうに思っております。  当然、災害等の関係で道が崩れた場合とか、そういうのは別として、補修、また改良等に関しては、町全体の優先順位の中で考えていきたいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(松谷順功) 2番、大谷君。 ○2番(大谷保幸) ありがとうございます。  ちょっと離れるか分からないんですけども、前々からある紀伊丹生川ダム、財政基金、まだ12月末が3,600万円ほどあったと思います。今回800万使われるということになってます。残り2,800万ほど残ると思います。これに関して、ちょっとここの予算と違うんか分からないんですけども、これの使い道。前々から筒香線に関しましてはガードレールを早くしてください、危ないとこようさんあるんでしてくださいというふうな要望を出して、なかなかガードレールに着手してくれなかったという、その言い方はちょっとおかしいんですけども、してもらいたかったというのは非常に地元住民としてはそういうふうに思ってます。  このあと2,600万円、筒香だけの補助金というか、繰入金ではないと思うんですけども、前々から一応あるということで、これがもし筒香地区のために使われないんか、使われるか、そこのところをちょっとだけお聞かせいただきたいということです。また、ほかのことも12月議会で質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(松谷順功) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) お尋ねにお答えさせていただきます。  残金は3年度末見込みで、おっしゃるとおり2,656万7,000円あります。今までに丹生川ダムができるということで、この筒香近辺ですね。それと杖ケ薮等にこれは執行していくための予算を計上させていただいておりました。  今後、当然、筒香の周辺、また杖ケ薮ですね、多くいえば杖ケ薮のほうにはなかなか使えなかったというとこもございます。また、杖ケ薮のほうは、先ほど午前の課長の説明で、1軒の方がというふうな形でおっしゃっていましたが、今その移住者等がまた杖ケ薮のところにも入ってこようかなというふうにしております。  そういうように考えた中で、そちらのほうの集会所、龍福寺やったかな、そのあたりの改修とか、またそこに入る道のちょっと狭くなったところとか、そのあたりの改良も当然必要になってくると思いますので、今後、それらも含めた中で、この使い道を考えていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(松谷順功) ほかに質疑はありませんか。  7番、大西君。 ○7番(大西正人) 失礼いたします。  今筒香線のことは地元の議員の方が聞いていただきましたので、私からは2点だけお願いいたします。  20ページの12節委託料、インターネット配信委託料です。これに関しましてと、23ページの2目事務局費、18節伊都・高野山ユネスコ協会会費ということで、少ない金額でありますが6,000円上がっております。  この伊都・高野山ユネスコ協会ということに関しましては、随分以前から社会教育のほうでも、高野山は紀伊山地の霊場と参詣道ということで世界遺産になっておる。そういうところでなぜ高野町にユネスコの支部がないんかなというようなお尋ねもされたことがございました。今回、伊都・高野山ユネスコ協会というのが立ち上がったということで、事務局費ということで上がっておると思うんですが、どういうふうなことをされるのか。もちろん世界遺産の意義を広めるというような大きな目的はあると思うんですけれども、何か決まっておりましたら教えていただきたいと思います。 ○議長(松谷順功) どなたかお答えいただけませんか。  茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 議員御質問の20ページ、12節委託料、インターネット配信委託料ですけれども、これは7月下旬に開催を予定しておりながら、関東方面、東京に緊急事態宣言の第5波の発出がありまして、一旦、日延べをしなければいけなくなりました高野山会議に関する経費となります。  本来であれば、東大の先端研究所の方とかに来ていただいて、御講演をいただいたりとか、あと東京フィルハーモニーオーケストラのほうに来ていただいたりして、音楽会を開いたりということで、7月下旬に開催だったんですけれども、コロナのことで中止せざるを得なくなったと。次に11月の下旬に開催を予定するんですけれども、やはりコロナのほうがどうなっていくか分からない中、最悪、インターネットで配信するというような方法論も考えておかないといけないということで、今回、補正予算にその経費110万を上げさせていただいているものです。  以上です。 ○議長(松谷順功) 田中教育次長。 ○教育次長(田中宏人) それでは、7番議員さんの御質問について御説明させていただきます。  今、議員がおっしゃったとおり、世界遺産に登録されているのにこういうユネスコ協会がなぜ立ち上がってないのかなということをおっしゃってましたけれども、まさに平成16年に世界遺産に登録はされておったんですけれども、この高野、九度山、かつらぎ町の3町にユネスコ協会がなかったということで、今年の5月15日に加入が承認されて、世界遺産の意義を地域に広める効果が期待されるということで、立ち上がっております。  それで、今後の活動なんですけれども、5月15日に発足しまして、もう早速今も活動していただいてるんですけれども、6月に第1回の理事会を九度山町において開かれておりまして、7月から九度山の駅前で啓発活動、8月には平和の鐘を鳴らす運動ということで高野町でしております。10月に総会と設立記念式典が九度山町のほうで行われまして、12月に日本ユネスコ協会の全国大会、県近畿ブロック大会、また来年の3月においては近畿地区内の世界遺産見学というふうなことで予定されております。  これというのはなかなか、世界遺産に登録されとるんですけれども、なかったということで、これからは世界遺産のPRとか啓発活動を中心に行っていくというふうに伺っております。  説明は以上です。 ○議長(松谷順功) 7番、大西君。 ○7番(大西正人) 20ページのインターネット配信委託料につきましては、高野山会議、これ7月の下旬に開く予定であったが、このコロナ禍の影響で11月下旬のほうに日にちが延びた。しかしながら、その月にあってもどういうふうになっておるか分からないので、インターネットの配信ということも考えておかなければいけないということで、今回上げられたというふうな説明やったと思うんですが。  前回、私も先端科学のほうの集まりに出席をさせていただきましたが、そういうところと、高野口の方やったんですかね、あのセンター長。という御縁があって、そういうふうな運びになり、町長もダボス会議のような形になるような会議に最終的になったらいいのになというようなお話も伺いました。もしものことを考えての予算措置、インターネット配信委託料ということで、内容は理解できました。
     それから、23ページなんですが、伊都・高野山ユネスコ協会会費、これ高野山でも事務局というようなお仕事があって、そこでこの伊都・高野山ユネスコの会員さんがいろんなところで高野山、世界遺産になっておりますので、この世界遺産の効果、こういうものをいろいろ啓発、啓蒙していくというんですか、そういうところで活躍をしていただけることに対して、事務局の動きをしっかりやるというようなことだと思うんですが、これは係というのはちゃんと決まっておるんですか。 ○議長(松谷順功) 田中教育次長。 ○教育次長(田中宏人) それでは、御質問について御説明いたします。  教育委員会としましては、理事という形で入らせていただいております。  以上です。 ○議長(松谷順功) 7番、大西君。 ○7番(大西正人) 教育委員会のほうは理事ということで関わっていくというようなことでございます。県内で9番目の設立というふうにこの間も少しそういうことを教えてくれる人がおりました。長年、これの設立を待ち望んでおった、そういう文化的なところの方もいらっしゃると思います。そういうところに教育のほうが協力されて、啓発活動が進んでいけばなと思いますので、どうぞよろしくお願いします。  以上です。 ○議長(松谷順功) ほかに質疑はありませんか。  3番、菊谷君。 ○3番(菊谷 元) 失礼します。  23ページ、教育費、5目の14節工事請負費、建設工事費6,050万円。これは今回どのような工事をされますか、内容だけちょっと教えてください。お願いします。 ○議長(松谷順功) 田中教育次長。 ○教育次長(田中宏人) それでは、3番議員さんの御質問につきまして御説明いたします。  これは給食センターの工事費になります。当初、給食センターにつきましては令和3年度と令和4年度で工事するというふうになってたんですけれども、国からの補助金が、今回の補正にも上げさせていただいてるんですけれども、補助金がございまして、それが令和2年度の補正予算で採択されております。令和3年度に繰越しはされておるんですけれども、令和3年度中に補助金を使い切らないといけないということで、工期を少し変更しまして、本年度の10月から来年の3月31日までの工期ということで、2年に分けておった分を令和3年度中で完成させるということで計上、要求させていただいております。  以上です。 ○議長(松谷順功) 3番、菊谷君。 ○3番(菊谷 元) ありがとうございます。  補助金、ちょこちょこ、当初どれぐらいの補助金が取れるかというところから始まった建設工事ですけども、できる限り今後も国等の補助金をできるだけ探していただいて、少しでも建設費用が安くなるように、また助けていただけるように、今後もまた努力していただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(松谷順功) 答弁はよろしいですか。 ○3番(菊谷 元) はい。 ○議長(松谷順功) 5番、中迫君。 ○5番(中迫義弘) 失礼します。  23ページの社会体育のテニスコートライン設置委託料、これ何面分か、どこのテニスコートか、ちょっと教えていただきたいと思います。 ○議長(松谷順功) 田中教育次長。 ○教育次長(田中宏人) それでは、5番議員さんの御質問につきまして御説明させていただきます。  このテニスコートのラインの設置委託料なんですけれども、今、4月から学びの交流拠点の工事が始まっております。その工事の中にテニスコート、スケートリンク、既存の施設を解体して準備を進めておるんですけれども、テニスコートのほうが今もう工事の関係でないということで、その代替利用ということで、ゲートボール場を利用させていただくことになりました。  ゲートボール場のほうにこのテニスのラインとかというのがありませんので、そのラインを、1面分になるんですけれども、引かせてもらうというか、取り外し可能なタイプであるんですけれども、それをラインとして入れさせてもらうという、そのための費用となります。  以上です。 ○議長(松谷順功) 5番、中迫君。 ○5番(中迫義弘) テニスコートをゲートボール場へテープでつくるということですね。それは学びの交流拠点のところのテニスコートはつぶしてしまって、どこになるんかなとちょっと不思議に思いましたので。  このテニスコートのラインですけども、ずっとこのまま置くんですか、ゲートボール場へ。置くつもりですか。 ○議長(松谷順功) 田中教育次長。 ○教育次長(田中宏人) すみません、ずっとということではないんですけれども、ゲートボール場をもうテニスで利用しなくなった場合に原状復旧ということも含めまして、ラインを色とか入れて引いてしまうとどうしても跡が残ってしまいますので、原状復旧できるように、芝のところに置いて、白いラインが、あそこは人工芝になってるんですけども、そこへちょっと刺さるようなタイプで、いつでも取り外しが可能なタイプとなります。  以上です。 ○議長(松谷順功) 5番、中迫君。 ○5番(中迫義弘) 学びの交流拠点のところにもテニスコートはできると思うんですけども、そこでは使用できないんでしょうね、このラインは。 ○議長(松谷順功) 田中教育次長。 ○教育次長(田中宏人) ただいまの質問なんですけれども、基本的にはオムニコート用になると思いますので、例えば土の上に刺さるかとなるとちょっと分からないんです。だから、テニスコートが人工芝とか、オムニコートというのは人工芝になるんですけれども、ちょっとそれ以外には使えないのかなというふうに思います。  以上です。 ○議長(松谷順功) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 5番議員のお尋ねにお答えさせていただきます。  テニスコートの件、ゲートボール場を多目的な屋内の施設にしたいというようなことで、今回、学びの交流拠点事業に伴って、今はもうありませんが、現テニスコートが解体され、その場所に給食センターが建つということでございます。  今後、先ほど教育委員会の次長のほうから、取り外しして原状復旧というようなことが言われましたが、原状の復旧をすぐするということはしません。その周辺にまた新たなテニスコートを、学びの交流拠点でなくなったその2面分をどこかに取れないかというようなことで、今教育委員会、また建設課、また公園を管理している観光振興課等で協議をして、何地点かは候補があります。まだまだ、多分これは令和4年度の6月以降に議会にもお願いする案件にはなってくるかなというふうに思いますが、できれば現在のちびっこグランド、ちびっこグランドの前に、横にトレイがあります。そのトイレの前に大きな2面コートが、少し広げなあきませんが、入るようなスペースがありますので、できればそこにテニスコートが移築することができれば、野球もでき、またテニスもでき、また雨が降れば野球の方もテニスの方もその屋内競技場にも入れるというようなこと。また、当然ゲートボールの方々にも使っていただくというようなことで、多機能な空間にしたいというふうに思っておるところでございます。  以上です。 ○議長(松谷順功) ほかに質疑はありませんか。  10番、﨑山君。 ○10番(﨑山文雄) 収入の部でちょっとお尋ねします。  地方交付税というのがあるんですけれども、私、文化財の保存修理等についてはよく質問させていただくわけですが、この地方交付税の中に、高野山にたくさんの文化財がありますので、それに対する補助金がこの中に入ってるわけですね。教育委員会のほうでどれぐらい入っておるかなということを計算されてるかどうか分かりませんですけれども、そういうような意味におきまして、国としては国の末端機関である教育委員会のほうへお任せして、文化財の維持管理、保存に努めていただくという性格でここにプラスされて、他町村よりも若干多いということになっております。  そういうような意味で、どうか山内の建造物、あるいはその他の文化財の保存につきましては、ひとつそういう意味におきまして、願いにより御協力いただきたいと同時に、巡視等をやっていただいて、万全を期すというか、見届けてほしいとこのように思います。そういった運動を進めてほしいと思います。  それと、先ほど3番議員のほうからも質問がありましたが、23ページの学びの交流拠点整備事業でありますけれども、これで6,000万ほどの仕事をやる。これは何かって、給食センターの年度に分けてやる事業だということなんですが、これについては、工事をお任せするという内容なんでしょうか。全体的に設計監理というのがもうできておられるんでしょうか。これに対する設計監理というのは、またどこかに出てくるような格好になるんでしょうか。  どうもこの学びの交流拠点整備事業というのは、どれだけお金が要るんかなというようなちょっと心配を感じます。我々、最初46億、47億で完成できるもんかなと思っておったんですけれども、そうではないようで、事あるごとにこのようにして予算が出てくるということにちょっとおびえるような感じがいたします。そういったところについて答弁いただければとこのように思います。 ○議長(松谷順功) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 10番議員のお尋ねにお答えさせていただきます。  令和3年度、4年度にかかる事業を令和3年度内に、補助金を獲得しましたので、今年度中に仕事を終わらせるという件でございます。  以上です。 ○議長(松谷順功) 10番、﨑山君。 ○10番(﨑山文雄) これについて、工事をやるわけですけれども、設計監理はもうできておるんですか。体制はできておるんかな。 ○議長(松谷順功) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) もちろん終わってます。 ○議長(松谷順功) 10番、﨑山君。 ○10番(﨑山文雄) 何年度で予算が出てましたかな。 ○議長(松谷順功) 田中教育次長。 ○教育次長(田中宏人) 年度は令和3年度と4年度。当初に出てます。 ○10番(﨑山文雄) そうですか。すみません。 ○議長(松谷順功) ほかに質疑はありませんか。  8番、所君。 ○8番(所 順子) 9ページの、これ学校施設環境交付金8,300万円が出ております。補助金が出ておるということでございますよね、この学校関係について。  そして、ふるさと寄附金、これ200万円。企業ふるさと、前は150万だったんですけど、50万増えて200万円になっています。これ何件分でしょうか。  そして、10ページの減額、ふるさと応援寄附基金繰入金2,500万。これはどういうことなのかをちょっとお尋ねしたいと思います。  そして、16ページ、職員給料、国民年金事務取扱とあって、職員給料が出ております。これはどういう方にお支払いをするのかというのをお尋ねしたいです。  そして、最後に、先ほどから御質問があります学びの交流拠点整備事業の中でございます6,050万円。これは歳入で補助金が8,000幾ら出ておりますよね、国庫補助金で。それの関係はどのようになっているのかをお尋ねいたしたいと思います。  そして、先ほど数名の議員も質問がございましたですけれども、これ47億の中の6,050万をお使いになるのか、その辺のところもお聞かせを願いたいと思います。  そして、ここに6,050万円の給食センターの設計を、先ほど町長が出ておりますとおっしゃいましたので、そういうふうな設計的なものが出ておりましたら、その書類などを御提示いただいたら、議員もよくこの6,000万に関しましては分かるんではないかなというふうに思います。  そして、この給食センターに関わりまして、2年度の工事を1年ですると、来年3月までに使わなくては補助金が、それに使わなくてはいけない期限がございますので、そういうふうになさっているとは思うんですけれども、そうであるなら、余計にその設計図的なものをやはり議員の皆様にも御提示をいただいたほうがいいのではないかと。一つ一つのことについてこれ分かりませんよね。そして、これ47億中の中の減額で給食センターの何に何を使うのか。そういうことが見えてこないので、その辺のところの説明をいたしていただきたいと思います。  順を追って答弁をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(松谷順功) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 8番議員のお尋ねにお答えさせていただきます。  学校関係のお金でございますが、8,000何ぼが収入で入ってきております。これは令和2年度の一般会計の国の3次補正で、文科省、本省の繰越し分で、高野町給食センターの改築、また新増設事業が採択されましたので、令和4年度で完成を目指していた給食センターを令和3年度で完成させる必要があるというようなことで、今回、この議会に上程したというようなことでございます。 ○8番(所 順子) ちょっと聞こえにくかった。 ○町長(平野嘉也) 令和2年度一般会計補正予算本省繰越し分で、高野町給食センターの改築、新増築事業が、国の本省の繰越し分が採択されました。これによって、令和4年度で完成を目指していました給食センターを令和3年度で完成させる必要が出たために、この9月の議会に上程したというようなことでございます。よって、歳出のほうである6千数百万の分も工事関係費用、また全ての工事関係費の中で行うというようなことを御説明させていただきます。  以上です。 ○議長(松谷順功) 辻本企画公室長。 ○企画公室長(辻本和也) 失礼します。  8番議員御質問の件につきまして御説明申し上げます。  このふるさと寄附金、企業版ふるさと納税なんですけども、これは2件の企業様から御寄附いただいております。 ○8番(所 順子) お幾ら。 ○企画公室長(辻本和也) 200万なんですが、ちょっと金額の配分については非公開ということですので、非公開ですので、企業さんからちょっとそれは非公開でお願いしますということですので、取りあえず2企業さんから200万頂いてます。 ○8番(所 順子) そんなん秘密なん。それはおかしいん違う。 ○企画公室長(辻本和也) いや、それは企業さんからの御要望なんです。  続きまして、私のところは。 ○8番(所 順子) トータルで350万ということ、前に150万。 ○企画公室長(辻本和也) そうです、そうです。  10ページのふるさと応援寄附金繰入金の減額の件です。これは先ほどから議員も御質問いただいておりました、この上の国庫支出金の部分の学校施設環境改善交付金8,398万5,000円、これが入ってきます。この8,398万5,000円とこの企業版ふるさと納税の200万、これを充当しますので、このふるさと応援寄附金の。 ○8番(所 順子) ちょっと意味が分からん。 ○企画公室長(辻本和也) もう一回行きます。すみません。  学校施設環境改善交付金の8,398万5,000円と企業版ふるさと納税の200万円を足します。それを足しますと8,598万5,000円になります。 ○8番(所 順子) これになるんやな。 ○企画公室長(辻本和也) その金額から、この出の、先ほどから言われた6,050万を引いた額が2,548万5,000円になります。本来、この補助金がなければここから充当する予定だったんですが、この補助金が入ってきたことによって、この額が不用になってきます。 ○8番(所 順子) ふるさと納税の。
    企画公室長(辻本和也) はい。それを減額してます。  以上です。 ○議長(松谷順功) 古倉総務課長。 ○総務課長(古倉 充) 8番議員の御質問に御説明させていただきます。  職員給料ということなんですけども、今回の9月補正については、各課での職員の異動によることで増減を今回上げさせてもらってます。この160万9,000円ですけども、新規採用者分1名分、それが入ってます。 ○8番(所 順子) どちらからの方。高野山の方。 ○総務課長(古倉 充) 総務課ですね。総務課の職員です。  以上です。 ○8番(所 順子) 名前を聞かんと次分からへんのよ。  順を追って答弁、議長さん、言うてくださいよ。 ○議長(松谷順功) 順を追って答弁してください。  田中教育次長。 ○教育次長(田中宏人) すみません、9ページのまず国庫支出金なんですけれども、学校施設環境改善交付金というのは、先ほど町長のほうも説明いただきましたけれども、給食センターの建設に当たっての補助金ということになります。  それと、23ページの建設工事費のことなんですけども、工事の内容なんですけれども、すごく細かなところまではちょっと内訳というのは言えないんですけれど、建築工事の部分と電気設備の部分、あと機械設備というふうにざっくりなんですけれども、主に工事内容としてはそういうふうな形になります。  あと、おっしゃってました図面なんですけれども、ちょっと私、来る前ではっきりしたことは分からないんですけれども、造る前には提示させてもらってるんではないかなというふうに。これはちょっと確認しないと詳細は分からないんですけれども、提示はさせていただいてるんではないかなというふうに思うんですけど、ちょっと曖昧なので、そのあたりも一度調べさせていただきたいんですけれども。  以上です。 ○議長(松谷順功) 8番、所君。 ○8番(所 順子) ちょっとやっぱり議長さん、もうちょっと答弁を大きい声で言うてもらわんと、全然分からへんのですよ。時々聞こえれへんで、こちらの質問に差し障る部分が出てますので、議長の進行をよろしくお願いいたします。  今、お伺いいたしましたですけれども、この学校の補助金を頂いたのが8,000何ぼで、ふるさと納税からこれは今まで補填してた金額が戻ったと、国庫補助金で戻ったというふうな計算というふうに課長は答弁なさってくれたんですけれども、このような出し方を教育の47億かかる建物の中で、その都度その都度こうやって出てこられておりますよね。ふるさと納税でも幾ら使ったかも分からない、幾ら補填してて、また補助金をもらったらふるさとに返していくという、そういう出入りが全く私たちにはちょっと理解しにくい部分がございますので、その辺のところを、やっぱりふるさと納税の建設費として、順次使った分を提出していただけたらありがたいかなという思いもございます。  そして、この47億からの見込みですね、今このように6,000万円上がってきております、給食センターで。大体の見込みといたしましたら、やはり計画どおりの金額にほぼ間違いない金額になっていくのかなという、その辺のところもお伺いをいたしたいと思います。 ○議長(松谷順功) 田中教育次長。聞こえやすくお答えください。大きな声でお答えください。 ○8番(所 順子) 辻本課長のように。 ○教育次長(田中宏人) それでは、ただいまの質問につきまして御説明させていただきます。  当初の計画では、税込みで3億8,654万というふうな形で計画しとったんですけれども、この見直し後の計画としまして3億6,300万ということで、差額としまして約2,300万の工事費の圧縮というんですかね、工事費が2,300万当初よりも低くなっていると、そういう状況です。  以上です。 ○議長(松谷順功) 8番、所君。 ○8番(所 順子) 以前よりは2,800万円安くなったと、減額されるということですよね。ですから、そういうふうなのが、47億からちょっと安くなっていくというのがこちらとしては割と見えないんですよね。ふるさと納税から補填してる部分とか、また補助金から補填している部分。そして、図面も出ていない。というのであれば、なかなかこれこの予算書が出てきて、スムーズに大きな金額が出て可決する内容にしても割と満たないというか、可決しづらい部分もたくさん出てくるんですよね。一つ一つこうやって出てこられたら、トータルで本当に幾ら要るんだろうかと。あ、あの工期過ぎたから5,000万円要りました、6,000万って計算していかなあかんようになるんですよね、この長い工事の中で。また、選挙もありますし、議員さんもまた変わる可能性もありますし、そういう中で出入りがすごくチェックするのも難しいというかな。だから、その流れを何とか分かりやすい方策でチェックできる方策を練っていただいて、考えていただかないと、やはり住民説明もなかなかできにくいと。本当に47億全部要るんかなとか、やはり皆さんそう思うんですよ。  ですから、そのやり方、また出入り、それがここでこう歳入を入れて、こんだけ使いました、何に使いましたっていう、そういうものをつくっていただけたら質問もしやすいかなというのもあるんですよ。ぜひ私はそれをお願いいたしたいと思います。今のままではちょっと難しい。 ○議長(松谷順功) 答弁いただきますか。  田中教育次長。 ○教育次長(田中宏人) ただいまの議員の御質問につきまして、御回答いたします。  確かにおっしゃるとおり、やっぱり工事費というのはその都度ということになると分かりにくいということもあるんですけれども、当初の計画より変わる部分というのは当然出てきまして、費用というのは総額のところは超えないというふうな形では進めてはおるんですけれども、どうしても部分的に作業をしないといけない部分もありますので、また資料につきましては一度検討させていただきたいなというふうに思います。  以上です。 ○8番(所 順子) 議長、1個言い忘れたんですけど、お許しいただけません。ほかの質問が抜けました。御許可いただけたら。ふるさと納税の聞くのを忘れた。 ○議長(松谷順功) それを認めたら、4回したことに。 ○8番(所 順子) 違う違う、4回じゃない。今の聞こうと思って1個抜けた。もうあかんのやったらあかんで結構でございますよ。ですけど、ちょっと抜けたんで聞いておきたいなと思うことがありましたので。 ○議長(松谷順功) すみませんが、もう。 ○8番(所 順子) 議長権限ではお許しはいただけないんですね。はい、分かりました。私やったら許してたけど。 ○議長(松谷順功) ほかに質疑はありませんか。  4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) 私は19ページです。ちょっと細かいことですけども、農業委員会費の13節の大型画面のコピー機の賃借料、使用料についての減額は好ましいと思うんですけども、これは2階にある大型コピー機のことなのか、更新して安く上がるのかということも予想できるんですけども、必要不可欠な大型画面コピー機だと思うんですけども。  もう1点、ランニングコストとか、実際どれぐらい年間で使われて、どんな利用、主に建設の図面とかに必要だと思うんですけども、本当に必要でしたらもっと最新鋭のものを導入するとかということも必要なのかなと思うんですけども、よろしくお願いします。 ○議長(松谷順功) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 議員御質問のこの件ですけれども、6月の議会のほうで、建設課のほうでこれに同等額の金額を上げさせていただいて、御許可いただいているかと思います。というのは、この4月の機構改革で、建設課にありました農林の部門が観光振興課のほうに戻ってまいりました。この関係で、実際は建設さんが使っているものを農業委員会費、国の補助とかもかかってくる分がございますので、そこで支出しているのはおかしいということで、建設のほうは6月議会、観光振興課のほうについては9月議会で振替をさせていただいている分です。  観光振興課におきましては、観光情報センターの2階に大型プリンターがございまして、必要があればそこでデータを出していくということも可能ですので、農林の場所が変わったことによって不要になっている、正しくお金を支払うべき必要がある部分というのを振替させていただいた結果がこういうことになっているということで、御理解いただいたらと思います。 ○議長(松谷順功) 4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) 機構変更であちらのほうへというのも存じてましたけども、そういうことですよね。  関連で、年間のランニングコストとか、これは建設に関わることですけど、本来にあるあの機器については、まだ耐用年数とか、これ多分リースか何かと思うんですけど、実際かかっている経費はどんなもんですか。 ○議長(松谷順功) 苗代建設課長。 ○建設課長(苗代 勝) すみません、細かい数字というのは全然今持ち合わせてなくて、記憶の中でお答えするという形になって申し訳ないんですけども、予算どおりではあるんです。機器の賃借料が64万8,000円なんですが、大体5万円強というような金額になります。  それと、使用料のほうが26万4,000円ということになってます。それが使用料なんで、使っている、使っていく量、その月に出す量によって変動がありますが、月2万円程度というような感じにはなっております。  以上です。 ○議長(松谷順功) 4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) 分かりました。常に機種もそうしたら更新したりしながら使われておるということですので、ちょっと高価なのか、これ安く上がってるのかはちょっと分かりませんけども、ありがとうございました。 ○議長(松谷順功) ほかに答弁は要りませんか。  ほかに質疑はありませんか。  6番、中前君。 ○6番(中前好史) 2点お願いいたします。  13ページ、8目の支所費のところ、326万8,000円減額が出ていますよね。給料、職員手当、また共済費等出てますけども、どのようにして減額になったのかお聞きしたいのと。  もう一つは、20ページ、観光費のところです。7節の報償費6万円、謝礼金。どのようなことに使われるのか、お答えください。 ○議長(松谷順功) どなたかお答えください。  古倉総務課長。 ○総務課長(古倉 充) 先ほどの支所費のほうなんですけども、今回、人事異動で全体的に減額、増額があります。この場合は、補佐が1名減で、職員が1名増となっていると、その差額で212万ということになってます。その他の職員手当についても、補佐が1名減で職員が1人増えたと、そういうことでこの金額になっております。  以上です。 ○議長(松谷順功) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 20ページの観光費のところの報償費、6万円を増額させてもらっている件ですけども、これは先ほど言いました高野山会議を行うに当たりまして、講師の先生、あと東京フィルハーモニー管弦楽団の関係者の方に来ていただくところの謝礼金として6万円を追加させていただいております。  以上です。 ○議長(松谷順功) 6番、中前君。 ○6番(中前好史) 今の答弁で分かりました。 ○議長(松谷順功) ほかに質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。  8番、所君。まず、反対討論をお願いします。 ○8番(所 順子) そうですよ、もちろん分かっておりますよ。  学校建設についての6,000万円に関してでございますが、これ給食センター6,000万については補助金を来年3月まで使用しなくてはいけない。1年繰り上げて工事をしなくてはならないと答弁がありましたが、1年繰り上げれば予算も違ってきますし、そして設計書類もできていると町長の答弁がありましたけれども、それも御提示もなかったものと思われ、ないんですよね。ですから、透明度が見えてこないので、その辺のところを採決するには私はちょっと難しいかなという思いで、反対討論といたします。 ○議長(松谷順功) 次に、原案に賛成者の発言を許します。ありませんか。  7番、大西君。 ○7番(大西正人) 失礼いたします。  この補正予算、修正動議がかかっておりませんので、これを否決しますとほかの案件も全て否決するということにつながります。県道のほうと交換になる町道筒香線の工事というようなものも長年の案件でありました。そういうことも進みませんので、これは補正予算、6,000万円の工事のほうで少し申し上げたいというような気持ちも分かりますが、私としては全て認められる予算ではないのかなと思いますので、賛成といたします。 ○議長(松谷順功) ほかに討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) これで討論を終わります。  これから議案第44号、令和3年度高野町一般会計補正予算(第4号)についてを採決します。  この採決は起立によって行います。本件を可決することに賛成の方は起立願います。 〇議員(賛成者起立) ○議長(松谷順功) 起立多数です。  したがって、議案第44号、高野町一般会計補正予算(第4号)については原案のとおり可決されました。  日程第16、議案第45号、令和3年度高野町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  尾家福祉保健課長。 ○福祉保健課長(尾家和代) 失礼いたします。  議案第45号について御説明させていただきます。  予算書1ページをお願いいたします。  令和3年度高野町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)。  令和3年度高野町の国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ54万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億7,145万7,000円と定める。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに、補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  令和3年9月2日提出。
     高野町長 平野嘉也。  次に、6ページをお願いいたします。  2 歳入。  4款県支出金、1項県負担金・補助金、1目保険給付費等交付金、補正額69万3,000円、補正後の額3億6,855万6,000円、2節69万3,000円。  6款繰越金、1項繰越金、2目その他繰越金、補正額231万6,000円の減、補正後の額7,487万円、1節231万6,000円の減。  7款諸収入、3項雑入、5目雑入、補正額108万円、補正後の額108万2,000円、2節108万円。  次のページをお願いいたします。  3 歳出。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、補正額199万9,000円、補正後の額1,233万3,000円、2節93万5,000円、3節79万円、4節27万4,000円。  8款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、3目償還金、補正額109万2,000円、補正後の額111万2,000円、22節109万2,000円。  2項繰出金、1目直営診療施設勘定繰出金、補正額69万3,000円、補正後の額3,460万9,000円、27節69万3,000円。  9款予備費、1項予備費、1目予備費、補正額432万7,000円の減、補正後の額5,035万9,000円。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 質疑なしと認めます。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第45号、令和3年度高野町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  したがって、議案第45号、令和3年度高野町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。  しばらく休憩します。  再開は2時20分とさせていただきます。               午後 2時13分 休憩               午後 2時21分 再開 ○議長(松谷順功) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第17、議案第46号、令和3年度高野町国民健康保険富貴診療所特別会計補正予算(第2号)についてを議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  岡本富貴支所長。 ○富貴支所長(岡本哲明) 失礼いたします。  議案第46号について御説明いたします。  次のページをお願いします。  令和3年度高野町国民健康保険富貴診療所特別会計補正予算(第2号)。  令和3年度高野町国民健康保険富貴診療所特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ331万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7,609万6,000円と定める。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに、補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  令和3年9月2日提出。  高野町長 平野嘉也。  6ページ目をお願いします。  2 歳入。  4款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、補正額331万1,000円、補正後の額432万9,000円、1節331万1,000円。  3 歳出。  1款総務費、1項施設管理費、1目一般管理費、補正額20万円、補正後の額5,145万円、10節20万円。  4款予備費、1項予備費、1目予備費、補正額311万1,000円、補正後の額478万7,000円。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 質疑なしという意見で、質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第46号、令和3年度高野町国民健康保険富貴診療所特別会計補正予算(第2号)についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  したがって、議案第46号、令和3年度高野町国民健康保険富貴診療所特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決されました。  日程第18、議案第47号、令和3年度高野町簡易水道特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  岡本富貴支所長。 ○富貴支所長(岡本哲明) 失礼いたします。  議案第47号について御説明いたします。  次のページをお願いします。  令和3年度高野町簡易水道特別会計補正予算(第1号)。  令和3年度高野町の簡易水道特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,155万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5,295万5,000円と定める。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに、補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  令和3年9月2日提出。  高野町長 平野嘉也。  6ページ目をお願いします。  2 歳入。  1款水道事業経営収益、2項営業外収益、2目繰越金、補正額1,155万5,000円、補正後の額1,226万9,000円、1節1,155万5,000円。  3 歳出。  4款予備費、1項予備費、1目予備費、補正額1,155万5,000円、補正後の額1,291万3,000円。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第47号、令和3年度高野町簡易水道特別会計補正予算(第1号)についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  したがって、議案第47号、令和3年度高野町簡易水道特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。  日程第19、議案第48号、令和3年度高野町富貴財産区特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  岡本富貴支所長。 ○富貴支所長(岡本哲明) 失礼いたします。  議案第48号について御説明いたします。  次のページをお願いします。  令和3年度高野町富貴財産区特別会計補正予算(第1号)。
     令和3年度高野町富貴財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ55万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ535万6,000円と定める。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに、補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  令和3年9月2日提出。  高野町長 平野嘉也。  6ページをお願いいたします。  2 歳入。  2款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、補正額55万6,000円、補正後の額68万1,000円、1節55万6,000円。  3 歳出。  1款総務費、1項総務管理費、1目財産管理費、補正額13万円、補正後の額476万4,000円、18節13万円。  2款予備費、1項予備費、1目予備費、補正額42万6,000円、補正後の額59万2,000円。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第48号、令和3年度高野町富貴財産区特別会計補正予算(第1号)についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  したがって、議案第48号、令和3年度高野町富貴財産区特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。  日程第20、議案第49号、令和3年度高野町下水道特別会計補正予算(第2号)についてを議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  小西生活環境課長。 ○生活環境課長(小西敏嗣) 失礼いたします。  それでは、議案第49号。めくっていただきまして、令和3年度高野町下水道特別会計補正予算(第2号)。  令和3年度高野町の下水道特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ28万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億5,628万4,000円と定める。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに、補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  令和3年9月2日提出。  高野町長 平野嘉也。  6ページ目をお願いいたします。  2 歳入。  2款使用料及び手数料、1項使用料、1目下水道使用料、補正額676万円の減、計9,808万5,000円、1節676万円の減。  5款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、補正額704万4,000円の増、計1,096万9,000円、1節704万4,000円の増。  3 歳出。  4款予備費、1項予備費、1目予備費、補正額28万4,000円の増、計239万8,000円。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第49号、令和3年度高野町下水道特別会計補正予算(第2号)についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  したがって、議案第49号、令和3年度高野町下水道特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決されました。  日程第21、議案第50号、令和3年度高野町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  小西生活環境課長。 ○生活環境課長(小西敏嗣) 失礼いたします。  それでは、議案第50号。めくっていただきまして、令和3年度高野町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)。  令和3年度高野町の農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ228万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,228万9,000円と定める。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに、補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  令和3年9月2日提出。  高野町長 平野嘉也。  6ページ目をよろしくお願いいたします。  2 歳入。  3款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、補正額228万9,000円の増、計318万2,000円、1節228万9,000円の増。  3 歳出。  3款予備費、1項予備費、1目予備費、補正額228万9,000円の増、計283万1,000円。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第50号、令和3年度高野町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  したがって、議案第50号、令和3年度高野町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。  日程第22、議案第51号、令和3年度高野町介護保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  尾家福祉保健課長。 ○福祉保健課長(尾家和代) 失礼いたします。  議案第51号について御説明をさせていただきます。  1ページをお願いします。  令和3年度高野町介護保険特別会計補正予算(第1号)。  令和3年度高野町の介護保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,367万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億3,567万4,000円と定める。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに、補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  令和3年9月2日提出。  高野町長 平野嘉也。  6ページ目をお願いいたします。  2 歳入。  3款国庫支出金、1項国庫負担金、1目介護給付費負担金、補正額58万3,000円、補正後の額9,165万9,000円、2節58万3,000円。
     5款県支出金、1項県負担金、1目介護給付費負担金、補正額59万7,000円、補正後の額7,943万5,000円、2節59万7,000円。  9款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、補正額6,249万4,000円、補正後の額7,530万5,000円、1節6,249万4,000円。  次のページをお願いいたします。  3 歳出。  5款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目償還金、補正額2,057万円、補正後の額2,057万3,000円、22節2,057万円。  6款予備費、1項予備費、1目予備費、補正額4,310万4,000円、補正後の額4,806万7,000円。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第51号、令和3年度高野町介護保険特別会計補正予算(第1号)についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  したがって、議案第51号、令和3年度高野町介護保険特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。  日程第23、議案第52号、令和3年度高野町生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  小西生活環境課長。 ○生活環境課長(小西敏嗣) 失礼いたします。  それでは、議案第52号。めくっていただきまして、令和3年度高野町生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)。  令和3年度高野町の生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ29万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,729万2,000円と定める。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに、補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  令和3年9月2日提出。  高野町長 平野嘉也。  6ページ目をお願いいたします。  2 歳入。  1款使用料及び手数料、1項使用料、1目浄化槽使用料、補正額14万8,000円の減、補正後の額825万1,000円、1節14万8,000円の減。  3款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、補正額44万円、補正後の額146万円、1節44万円。  3 歳出。  1款個別排水処理事業費、1項管理費、1目一般管理費、補正額1万円、補正後の額641万2,000円、18節1万円。  4款予備費、1項予備費、1目予備費、補正額28万2,000円、補正後の額51万3,000円。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第52号、令和3年度高野町生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  したがって、議案第52号、令和3年度高野町生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。  日程第24、議案第53号、令和3年度高野町立高野山総合診療所特別会計補正予算(第2号)についてを議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  苗代総合診療所事務長。 ○診療所事務長(苗代千春) 失礼します。  議案第53号について御説明いたします。  1ページ目をお願いいたします。  令和3年度高野町立高野山総合診療所特別会計補正予算(第2号)。  令和3年度高野町立高野山総合診療所特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ654万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億4,377万円と定める。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに、補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  令和3年9月2日提出。  高野町長 平野嘉也。  6ページ目をお願いいたします。  2 歳入。  3款繰入金、2項事業勘定繰入金、1目事業勘定繰入金、補正額69万3,000円、補正後の額2,049万6,000円、1節69万3,000円。  4款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、補正額552万9,000円、補正後の額2,649万2,000円、1節552万9,000円。  5款諸収入、2項雑入、1目雑入、補正額32万1,000円、補正後の額778万6,000円、1節32万1,000円。  次のページをお願いいたします。  3 歳出。  1款総務費、1項施設管理費、1目一般管理費、補正額40万2,000円、補正後の額2億4,958万3,000円、10節40万2,000円。  2款医業費、1項医業費、1目医業衛生材料費、補正額159万5,000円、補正後の額6,758万9,000円、17節159万5,000円。  4款予備費、1項予備費、1目予備費、補正額454万6,000円、補正後の額789万3,000円。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(松谷順功) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。  8番、所君。 ○8番(所 順子) 繰り越され追加された654万3,000円の説明をお願いいたしたいのと、そして前年度繰越額、これに関わると思うんですけれどもそれの説明と、医療機器購入費159万5,000円の説明をお願いします。 ○議長(松谷順功) 答弁いただけますか。  苗代総合診療所事務長。 ○診療所事務長(苗代千春) 8番議員さんの質問についてお答えいたします。  全体的に654万3,000円のほうを追加させていただいております。その内訳といたしましては、まず歳出のほうで御説明させていただこうと思います。  7ページの修繕費に関しまして、この修繕費の内訳は、40万2,000円の内訳のほうを説明させていただきます。当院にございます自家発電機の修繕に30万8,000円、そしてフレッツ光ネクストの追加工事ということで9万3,720円のほうを、切り上げますのであれなんですけども、のほうを追加させていただきます。  このフレッツ光に関しましては、今現在、当院のほうもフレッツ光のほうを入れておりますが、画像映像装置というものがございまして、各医療機関と画像を共有する機械のほうが、なかなか鉄筋コンクリートのため。 ○8番(所 順子) ちょっと議長、その質問はしてないんやけど。私、この40万2,000円の説明は求めてませんよ。 ○診療所事務長(苗代千春) 全体で1個1個。 ○8番(所 順子) 全体的で。 ○診療所事務長(苗代千春) すみません、全体で1個1個説明させてください。 ○8番(所 順子) ああそうですか。すみません。 ○診療所事務長(苗代千春) すみません。つながらないために、追加工事のほうをさせていただきます。  そして、一番大きいのが歳出の17款の備品購入費ということで、電子カルテの更新を当初予算で計上させていただいておりました。その中で、一部追加部分が出てきておりますので、その部分159万5,000円のほうを追加させていただいております。それの内訳といたしましては、当初オンライン資格は見合わせようとしておりましたが、その部分と、それに伴う機械が増えた分で、集計装置のほうが少し金額が張りましたので、そちらのほうで計上させていただきました。そのほかは予備費ということで、総額654万3,000円のほうを追加させていただいております。  ちなみにその中で歳入部分でございますが、電子カルテの69万3,000円につきましては、国民健康保険の繰入金といたしまして100%補助という形を取らせていただいておりますので、補助金で賄う形になっております。あと残りは前年度繰越金と国から4分の3頂くオンライン資格の部分になっております。  以上です。 ○議長(松谷順功) 8番、所君。 ○8番(所 順子) 1億5,000万以上当初予算で出ております上に、この繰越金も出てるわけなんですよね。これの違いはどうしてこういうふうになっていくのか、ちょっともう一度説明していただきたいです。  そして、電子カルテですか、当初予算以上のものが増えたのでこのように30万ですかね、69万か知りませんが、追加されたという説明がございました。あとは予備費654万ということでございましたですけれども、ちょっと予備費が多いなという感じもしますので、その辺のところももう一度説明をお願いいたします。 ○議長(松谷順功) 苗代総合診療所事務長。 ○診療所事務長(苗代千春) まず、前年度繰越金に関しましては、令和2年度で承認していただきました特別会計の前年度繰越金のほうをそのまま令和3年度に引き継がせていただきました。その金額が552万9,000円となっております。  電子カルテに関しましては、電子カルテオンライン資格一式ということで、マイナンバーシステムの追加、それに伴うCSVとあるんですが、集計装置のほうが増額になりましたので、その部分を国民健康保険の経営合理化事業のほうで100%補助金として申請のほうをさせていただいております。  予備費のほうなんですけども、予備費に関しましては、議員おっしゃるように少し多いのかなとお思いになるかと思いますが、当施設に関しまして、非常に老朽化も進んでおり、急な事態に備えるためにはこの金額は妥当だと事務のほうでは思っております。発電機の急な修理であったり、浄化機関の急な修理のときにこの予備費のほうを計上させていただく、緊急事態のために予備費として留保させていただきたいと思います。
     以上です。 ○議長(松谷順功) 8番、所君。 ○8番(所 順子) 御説明どうもありがとうございます。  電子カルテ、入っているということでございますけれども、病院には今は電子カルテがなくては不便だという時代でございます。しかしながら、この電子カルテで患者さんですね、一体今どれぐらいの患者さんがいらっしゃるんかなというふうにも思いますし、そして病院の収入でございますね。この電子カルテの人員といいますか、患者数というんですか、そういうのはどのようになっておられますか。  そして、お医者様も週変わらず1週間のうちに4日は宿泊を、高野の院長さんもはじめ2人交代で週1回はしてくれているらしいんですけれども、これからの穴埋めも十分に考えていただかないと、日曜日などよく救急車が走ったりはしておりますので、やはり穴埋めのほうも十分なほうをよろしくお願いをしたいので、その辺のところの答弁をお願いいたします。 ○議長(松谷順功) 苗代総合診療所事務長。 ○診療所事務長(苗代千春) すみません。今現在、ちょっと患者数のほう、手持ちのほうでございませんので、後ほど御説明させていただきますが、今現在、木金土と夜勤のほうをしておりまして、そして、土曜日、日曜日が日勤ということで医師のほうを配置させていただいております。  先ほど議員おっしゃるように、木金は当院の医師のほうが2名、夜勤ということでしていただいてます。その残りは医師会であるとか、いろいろな先生方に御協力をいただきながら、引き続き住民様が安心して暮らしていけるように医療体制は整えていきたいと思っておりますので、御理解のほどをよろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) ほかに質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 討論なしと認めます。  これから議案第53号、令和3年度高野町立高野山総合診療所特別会計補正予算(第2号)についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  したがって、議案第53号、令和3年度高野町立高野山総合診療所特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決されました。  日程第25、議案第54号、令和3年度高野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  尾家福祉保健課長。 ○福祉保健課長(尾家和代) 議案第54号について御説明させていただきます。  予算書1ページ目をお願いいたします。  令和3年度高野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)。  令和3年度高野町の後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ237万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億3,537万1,000円と定める。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに、補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  令和3年9月2日提出。  高野町長 平野嘉也。  6ページ目をお願いいたします。  2 歳入。  4款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、補正額237万1,000円、補正後の額422万2,000円、1節237万1,000円。  次のページをお願いいたします。  3 歳出。  5款予備費、1項予備費、1目予備費、補正額237万1,000円、補正後の額339万円。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。  8番、所君。 ○8番(所 順子) 予備費237万1,000円の追加繰越しの理由をお願いします。 ○議長(松谷順功) 尾家福祉保健課長。 ○福祉保健課長(尾家和代) 本日、令和2年度の決算についてお認めいただきましたけれども、令和2年度の繰り越した歳入歳出差引分ですね、それを繰越しさせていただいた金額がこのようになりまして、そちらのほうを予備費に一旦積ませていただいたという補正でございます。  以上です。 ○議長(松谷順功) ほかに質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第54号、令和3年度高野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  したがって、議案第54号、令和3年度高野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。  日程第26、同意第4号、高野町教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題とします。  本件について、提案理由の説明を求めます。  田中教育次長。 ○教育次長(田中宏人) それでは、同意第4号につきまして御説明させていただきます。  同意第4号、高野町教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて。  下記の者を高野町教育委員会委員に任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求める。  令和3年9月2日提出。  高野町長 平野嘉也。  記。  住所、伊都郡高野町大字高野山611番地。  氏名、土生川正賢。  生年月日、昭和39年11月25日、56歳。  提案理由。  任期満了による再任。任期につきましては令和3年10月1日から令和7年9月30日までとなります。  略歴につきましては別紙のとおりとなります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから同意第4号、高野町教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決します。  この採決は起立によって行います。本件はこれに同意することに賛成の方は起立願います。 〇議員(賛成者起立) ○議長(松谷順功) 全員賛成でございます。賛成全員です。  したがって、同意第4号、高野町教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、同意することに決定しました。  日程第27、発議第7号、コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書(案)についてを議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  6番、中前君。 ○6番(中前好史) 失礼いたします。  発議第7号、コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書(案)について。  上記の意見書を提出したいので、高野町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。  令和3年9月16日。  提出者、中前好史。賛成者、﨑山文雄。賛成者、大西正人。賛成者、大谷保幸。賛成者、菊谷元。  提案理由。  新型コロナウイルス感染症の拡大は、変異株の猛威も加わり、各方面において経済的・社会的に甚大な影響を及ぼし、国民生活への不安が続いている中で、地方財政は、来年度においても巨額の財源不足が避けられない厳しい状況になることが予想される。  このような状況において、地域の実情に応じた行政サービスを安定的かつ持続的に提供していくため、地方税・地方交付税等の一般財源総額の確保・充実を強く求める意見書を提出する。  コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書(案)  新型コロナウイルスの感染拡大は、変異株の猛威も加わり、我が国の各方面に甚大な経済的・社会的影響を及ぼしており、国民生活への不安が続いている。この中で、地方財政は、来年度においても巨額の財源不足が避けられない厳しい状況に直面している。  地方自治体においては、新型コロナウイルス感染症対策はもとより、地方創生、雇用対策、防災・減災対策、デジタル化や脱炭素社会の実現とともに、財政需要の増嵩が見込まれる社会保障等への対応に迫られており、このためには、地方税財源の充実が不可欠である。  よって、国においては、令和4年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。  記。
     1 令和4年度以降3年間の地方一般財源総額については、「経済財政運営と改革の基本方針2021」において、令和3年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保するとされているが、急速な高齢化に伴い社会保障関係経費が増大している現状を踏まえ、他の地方歳出に不合理なしわ寄せがなされないよう、十分な総額を確保すること。  2 固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹を揺るがす見直しは、断じて行わないこと。また、生産性革命の実現や新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として講じられた固定資産税等に係る特例措置は、本来国庫補助金等により対応すべきものであり、今回限りの措置として、期限の到来をもって確実に終了すること。  3 令和3年度税制改正によって講じられた土地に係る固定資産税の課税標準額を令和2年度と同額とする負担調整措置については、令和3年度限りとすること。  4 令和3年度税制改正により講じられた自動車税・軽自動車税の環境性能割の臨時的軽減の延長について、更なる延長は断じて行わないこと。  5 炭素に係る税を創設また拡充する場合には、その一部を地方税又は地方譲与税として地方に税源配分すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和3年9月16日。  和歌山県高野町議会議長 松谷順功。  提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、経済産業大臣、内閣官房長官、経済再生担当大臣。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから発議第7号、コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書(案)についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  したがって、発議第7号、コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書(案)については、原案のとおり可決されました。  しばらく休憩します。               午後 3時11分 休憩               午後 4時53分 再開 ○議長(松谷順功) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  お諮りします。  本日の会議時間は議事進行の都合によって延長したいと思います。御異議ございませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  したがって、本日の会議時間は延長いたします。  しばらく休憩します。               午後 4時54分 休憩               午後 5時04分 再開 ○議長(松谷順功) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  まず、追加日程第1、発言取消しの件について、追加日程第2、処分要求の取消しについてを追加としたいと思いますが、これについて御意見ございませんか。よろしいでしょうか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  したがって、追加日程第1、発言取消しの件、追加日程第2、処分要求の取消しについてを日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。  大変長く皆さんお待たせしましたが、全員協議会におきまして、﨑山議員の一般質問を取り下げることが最良であるとの意見が多くあり、協議の結果、﨑山議員本人も了承されました。  お諮りします。  﨑山議員の一般質問の全文を削除することについて、これを許可することに御異議ございませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  したがって、発言の取消しの申出を許可することに決定しました。  﨑山君より一言発言したい旨の申出があります。発言を許します。  10番、﨑山君。 ○10番(﨑山文雄) ただいま議長のほうから報告がありましたとおり、私の一般質問の全部を取り下げることといたしました。この問題等につきましては、質問者、あるいは答弁をいただく答弁者にも説明しがたい問題があったことと思われます。今回、全員協議会の要望もあり、静かに納めてもらうことが望ましいんではないかという全員のお考えでありましたので、その空気というんでしょうか、皆さん方の熱意というんでしょうか、お考えを十分に了解をさせていただいて、要望に応えさせていただくことにいたしました。  役職員の皆さん方には長時間、時間を取らせまして、大変申し訳ありませんでした。私の諸問題につきまして、御迷惑をおかけしたのと同時に、意図とするところの点も職員の皆さん方にはおくみ取りいただきたいと、このように思います。  私たちはここだけではなく、社会全体におきましてもやっぱり個人情報を大切に見守っていかなければならないということは、皆さん方はもう承知されているところであります。やがて。 ○議長(松谷順功) 﨑山さん、一言にしてください。また後でいろいろ出てきたら困りますので、できるだけ簡略でお願いしたいと思います。 ○10番(﨑山文雄) やがて私たちもこの議場を去ることになるでしょうし、職員の皆さん方もやがては定年退職、転職として去ることになると思います。  ただ、町長並びに教育委員会においては、教育長の許可を得ずして持って出られるものはただ一つあります。それは何かといえば自分の印鑑です。自分を認証してきた印鑑は許可なく持ち去ることができます。後に残すものは何かといえば、実績であります。実績を残して去っていくということが大事であります。負の実績を残すようなことのないように心がけていきたいとこのように思いますので、御理解いただき、今回の取下げ等については御理解をいただきたいとこのように思います。  ありがとうございました。 ○議長(松谷順功) 追加日程第2、処分要求の取消しについてを議題とします。  8番、所君。 ○8番(所 順子) 自席でよろしいでしょうか。 ○議長(松谷順功) はい、どうぞ。 ○8番(所 順子) 私、処分要求を出しておりましたですけれども、議長様宛てに所順子が、8番議員が処分要求を出しておりました。しかしながら、処分要求を撤回することといたしました。その理由につきましては、10番議員に対する処分要求書についてでございましたですけれども、10番議員の一般質問の議事録と内容の全撤回により、この処分要求が必要なくなりました。そのため処分要求は撤回いたします。  以上です。 ○議長(松谷順功) お諮りします。これを許可することに御異議ございませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  日程第29、議員派遣の件についてを議題とします。  本件について、会議規則第127条の規定により、お手元に配付しましたとおり議員派遣を行います。これに御異議ございませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  したがって、議員派遣の件については、配付のとおり決定しました。  日程第30、委員会の閉会中の継続調査についてを議題とします。  各委員長から、目下委員会において調査中の事件について、会議規則第75条の規定により、お手元に配付しました申出のとおり閉会中の継続調査の申出があります。  お諮りします。各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  したがって、各委員会とも委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。 ○8番(所 順子) 議長、いいですか。先ほどの全員協議会の書類ですけれども、撤収をしていただかないと、議事録取消しになりましたので、撤収を後でよろしくお願いします。 ○議長(松谷順功) 局長、よろしいね。局長のもとで撤収させていただきます。  以上をもって、本定例会に付議された案件の審議は全て終了しました。  閉会に当たり、町長の挨拶をお願いいたします。  平野町長。 ○町長(平野嘉也) それでは、閉会に当たりまして一言お礼を申し上げさせていただきたいと思います。  令和2年度の決算の認定はじめ、今議会に提出いたしました案件全て承認していただきましたことを、改めて御礼申し上げます。ありがとうございます。決算の中で、いろいろな御意見も頂戴いたしました。引き続き健全財政の上、業務を執行してまいりたいと思いますので、どうぞこれからも御協力、御指導のほどよろしくお願いしたいと思います。  さて、議会開会の頃から、ワクチンが効いてきたのか、それとも行動変容が少し自粛ぎみなのか分かりませんが、第5波が少しずつ下がってきておるというのは皆様と共有できるところというふうに思います。しかしながら、報道のほうでは第6波にしっかり準備をしていこう。また、政府の分科会のほうでは、このコロナはやはり2年、3年続くので、しっかりした感染対策をしながら、ゼロコロナは無理ですが、ウイズコロナでいける社会の構築、社会活動、経済活動をしていかなければならないというのが、今大勢の考えではないかというふうに思っておるところでございます。  そういった中で、やはり高野町においてもこれから秋、冬には入りますが、経済活動、社会活動を活発にしていくような動きにしていかなければなりません。  10月1日には、発送は多分1日頃にされると思うんですが、高野町民全住民に対しての5万円のクーポン券を配布するようなことになっております。いろいろな方々から御意見をいただきます。山内の方、また高野山地区外の方、いろいろな方が、これどうやって使おうかな、商工会とかいろいろな社会福祉協議会とか、いろいろな方々がこれをやってくれるんだなとか、いろいろな意見を聞いて、少しこのクーポンで高野町内が少し明るくなればいいかなというふうにも思っておるところでございます。  また、プレミアム付きの商品券につきましては、議会中でも皆様に御説明しておりますとおり、感染状況を見極めながら、また国のGoTo施策とか、昨日、一昨日、県の報道でもありましたが、県議会にもリフレッシュプランの第3弾の予算案も出たということもございますので、できる限り抱き合わせて業務を効率よく効果が出るような時期にしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。  今後、ウイズコロナで社会活動、経済活動をしていく中で、議員の先生方とともに進んでまいり、町民の一人一人が笑顔が出るような、これからの季節、そして来年に向けていけたらいいというふうに思っております。  また、町の中では12月議会までにもいろいろな行事が予定されております。まず、11月には町民の文化祭。開催にはかなりの工夫がされると思いますが、また詳しい案内は先生方、住民のほうにお知らせすることになるかなというふうにも思っております。そして、11月、文化祭のときには、和歌山県全体で紀の国わかやま国民文化祭2021というのが開催されます。高野町では主にコーラスが来ていただいて合唱祭が開催されます。また、この合唱祭、議会中でもお答えさせていただいておりますが、将来的に合唱の聖地高野山、世界的な聖地となるような取組になる第一歩目となるように、関係各位と協力して進めてまいりたいというふうにも思います。  また、高野町では開催されませんが、高野町が主催者というようなことで、北紀太鼓ですね。太鼓の競技も文化祭の一つの高野町の催しということで、場所はかつらぎ町で行いますが、議員の先生方もまた御覧になっていただけたらいいかなというふうにも思っておるところでございます。  そして、11月の後半には、延期になっておりました高野山会議、今日の議会でも出ておりました。将来的には大きく国際的な会議体になるように、また誘客の一つの学会的な要素になるようなものになるキックオフの大切なイベントでありますので、これもしっかり町として、今年をキックオフの会議として進めてまいりたいというふうに思っておるところでございます。  また、議会終了後、来週の24日から、1年飛びましたが町内全域でタウンミーティングをさせていただくことになりました。今回は感染防止対策、またオンライン会議というのはどういうものかというのも高野町全体の方々にも見ていただきたいというようなこともございますので、それぞれの各所を回ってオンラインによるタウンミーティングを一度やってみようかなと。これは今よくあるオンラインシステムを活用した会議システムでございますが、防災的な要素もかなり含んでおりますので、今回のタウンミーティングでそういったものを地元の人にもいろいろ見ていただいて、また御意見もいただきたいなというふうにも思っておるところでございます。  これから寒くなり、そして換気がなかなかしにくくなって、感染がまたどうせ年末ぐらいには増えてくると思います。ワクチンの接種もかなり進んできておりますが、この先がどうなるか、まだ予測はできません。しかし、一人一人の感染対策をしっかりしていただいて、またワクチンもしていただける方はしていただいて、いずれかはまた薬も出てくるでしょう。そうするまでしっかりと我々、皆さんとともに全住民を守る覚悟で進めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げまして、簡単ではございますが、閉会に当たりの御挨拶とさせていただきます。  9月議会、どうもありがとうございました。 ○議長(松谷順功) これで本日の会議を閉じます。  以上で、令和3年第3回高野町議会定例会を閉会いたします。  大変お疲れさまでした。               午後 5時19分 閉会  この会議録は、議会事務局で作成したものであるが、その内容の正当なるを証するために署名する  令和3年9月16日
     高野町議会  議長   松 谷 順 功  議員   中 迫 義 弘  議員   中 前 好 史...